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育児・子供の病気

子どもにヒドい切り傷が…切り傷から発症する心配な感染症とは?

子どものケガは時と場所を選びません。
最近は国内の衛生状況の改善により、室内でケガをした場合に傷口から感染症が起こる可能性は極めて低いといえます。

 

しかし、公園や野山、河原や海などの野外でケガをした場合は別です。
自然環境内にある細菌が傷口で繁殖し、感染症を引き起こす可能性があるんです。

 

 

こんな状況での切り傷には注意!

例えば、土の付いたガラス片や金属、枝などでケガをし、切り傷を作ってしまった場合などは注意が必要です。
特に問題だとされているのは、破傷風とガス壊疽です。

 

切り傷から発症する…破傷風とは?

破傷風は、DT(二種)・DPT(三種)・DPT-IPV(四種)混合ワクチンで既に子どものうちに予防接種を行っている場合が殆どですから安心でしょう。

しかし、筋肉に及ぶほどの酷いケガをした場合など、ガス壊疽に関してはあまり知られていないために注意が必要です。

 

切り傷から発症する…ガス壊疽とは?

ガス壊疽は、主にウェルシュ菌などのClostridiumu属の細菌が傷口から侵入し感染することで、皮下にガスが溜まり、筋肉が壊死を起こす疾患です。

これらの菌は、感染に気付かず創部を閉じてしまった場合などの嫌気的な条件下で増殖し、毒素を生産し、筋肉を中心にメタンや二酸化炭素などのガスを作りながら感染を広げるため、早期の診断と組織除去(デブリートマン)を行わなければ、早急に進行し、短期間でショックを起こして死に至ります。

 

しかし、外傷で菌が創部に侵入しても、実際に発症することは少なく、発症する人にはそれなりの特徴があることも知られています。

 

感染症が発症しやすい条件

1. 創内(傷口内)に挫滅された筋組織や解放骨折、あるいは異物があること。

 

2. 創およびその周辺組織に循環障害があり(血流が悪い)、組織への酸素供給が十分に行われない状況になっている。

 

3. 何らかの免疫不全状態(糖尿病など)がある。

 

傷口から菌が侵入すると、早い段階で傷口の痛みが酷くなり、赤く腫れ、次に組織が壊死することで傷口が褐色から黒く変色します。

 

傷口の周囲に腫れ、壊死があった場合は病院へ!

傷口の周囲に腫れ、壊死などが認められた場合は患部のX線写真や膿の細菌検査を行い、早めに治療をすることが大切になります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/01/21-356113.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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