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育児・子供の病気

吃音症の原因のひとつとされる学習障害とは何か

    

学習障害とは1960年代に「微細脳機能障害」や「読字障害」を中心に統一してつくられた教育的概念ですが、医学的には読み・書き・算数の特異な障害のみを指していました。

 

しかし、1999年、文部省の定義が用いられ、「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達には遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推測されるが、視覚障害、聴覚障害、精神薄弱、情緒障害などの障害や環境的な要因が直接の原因になるものではない」と定義しています。

 

この定義を読んでいただければ明らかなとおり、吃音症は中枢神経系に何らかの機能障害があると推測はされますが、感覚器的障害や精神障害、環境的要因が直接の原因ではなく、基本的には全般的な知能発達には遅れがない、「話すことの習得と使用に著しい困難を示す状態であると言えます。


診断にあたっては、学習のどの過程に障害があるかを明らかにし、神経学的診察を行います。

 

医師以外に臨床心理士、作業療法士、教育関係の協力が必要であり、吃音症の場合は言語の検査であるITPA検査が行われます。


学習障害の治療は、検査から得られた不得意な学習方法の改善を目標にするのではなく、特異な方法を用いて、その子どもに適した方法を探すことにあります。専門的な言語療法はそれこそ専門家に任せるとして、親が気を付けなければいけないことには、以下のようなものがあります。

 

親が子供の対応に気を付けること
1、 目立つ欠点に目をつぶり、長所をほめる。
2、 自己有能感(自信)を育てる。
3、 習得に時間がかかることを理解する。
4、 世話を焼きすぎず、過干渉でもなく、適切な援助を与える。(身体・言語的、前・後ろ型援助)
5、 無神経・否定的な会話をしない。
6、 親が自分を責めない。
7、 自立性を育てる。(家事などの分担、ほめる、感謝、比較しない)

 

親は子供との距離の取り方がよくわからないものです。そのために、無意識に子供にストレスを与えていることにほとんどの方は気付いていません。

 

安心感を与えることは大切ですが、庇護することを全面に押し出すのではなく、子どもの自尊心を育てていく関わりが大切だと言えます。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/08/14-380892.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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