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育児・子供の病気

子どもにありがちな脱臼の症状と注意点

    

子どもがふざけて遊んでいたら急に泣き出して、腕が痛いと言い出す場合があります。友達や遊んでいた仲間に腕を強く引っ張られたり、腕を体の下にして転がったあとに多いのが、「肘内障」という症状です。

 

肘内障は7歳以下(主に2~6歳)の子どもに多くみられ、橈骨頭が輪状靭帯から抜けて亜脱臼または脱臼した状態をいいます。患肢をだらんと下に垂らしたまま、腕に触れようとすると痛がって泣き出したりします。


整復方法
1. 腕を下げた状態で、肘を片手で固定し、もう片方の手で子供の手を握ります。


2. ゆっくりと肘を直角に曲げ、手のひらを上に向けた状態から、肘の橈骨頭を押し込むようにしながら、前腕を内側にひねる様に回します。(この時、外側にひねる方法もありますが、内側にひねるほうが整復率が高いと言われているようです。)


3. 前腕を回すコキッとした小さな弾発音がします。これで整復が完了です。


4. 肘が元に戻っても、しばらくは無理をさせず、安静にするようにします。子どもが自由に肘を動かして遊ぶようになれば、心配はありません。

 

整復が済んでもたまに痛みを訴えるケースがあります。その場合、肘の腫れがないか、熱感はないか、発赤(赤み)や内出血はないかを確認してください。

 

肘の痛み以外に肩や上腕の痛みを訴えた場合は、骨折など他の原因が考えられます。その場合は、整形外科を受診してください。


また、一度肘内障を起こすと、その後も癖になり、同じ症状を繰り返す場合があります。7歳以上になると靭帯が強くなるため、ほとんど起こすことはないとされています。ですが、子どもの腕を何気に強く引っ張ってしまうことは大人でもありがちです。

 

もし引っ張る必要がある場合は、手関節よりも先を引っ張るようにしましょう。こうすれば、手関節がクッションの役割をするため、肘関節に負担がかかりにくいようです。

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/03/22-015533.php?category=53)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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