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健康診断・健康管理

肝臓で作られる酵素「アルカリフォスファターゼ」の値をしっかり確認しよう!

 

アルカリフォスファターゼは肝臓で作られる酵素で、アルカリ性の状況下においてリン酸化合物を分解する酵素です。この値は、血液検査によって測定することができますが、その検査結果をどのように読み解けばよいのでしょうか。

 

 

肝臓の疾患

 

アルカリフォスファターゼの値が基準値を超えている場合には、黄疸が発生している場合があります。急性肝炎の場合に発生する黄疸では、アルカリフォスファターゼの値はそれほど上昇しません。しかしながら、黄疸が発生する場合は、以下のような肝臓の疾患を疑ったほうが良いでしょう。

 

・細胆管性肝炎

・胆汁性肝硬変

・がんや胆石が原因となる総胆管閉塞

 

6種類のアイソザイム

 

アルカリフォスファターゼの値が著しく高い場合には、アイソザイムと呼ばれる、同じはたらきをするが分子構造の異なる酵素群を測定することで、さらに細かい診断を行います。アルカリフォスファターゼのアイソザイムには、6種類(ALP1-6)あります。そのどれが高い値を示すかによって、どの病気の疑いがあるか判明するのです。

 

ALP1:限局性肝障害・閉塞性の黄疸

ALP2:胆道系疾患・各種肝疾患

ALP3:骨の病気

ALP4:一部の悪性腫瘍・妊娠後期

ALP5:肝硬変・慢性肝炎

ALP6:潰瘍性大腸炎

 

このアイソザイム検査で疾患部位が特定できた場合は、そのほかの検査などから、それぞれの病気に合わせた検査や治療が行われます。特に肝機能検査では、GOT/GPTやLAPなどの値を参考にします。アルカリフォスファターゼだけではなく、GOT/GPTの値にも異常がある場合には、肝臓や胆道系の病気の可能性もあります。

 

胆道の閉塞や狭窄、肝臓内うっ血が発生している場合には、LAPの値もしばしば合わせて上昇することがわかっています。

 

 

以上のようにアルカリフォスファターゼの値が異常値を示している場合には、アイソザイム検査によってさらに詳細を理解することが可能なのです。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/03/16-377310.php?category=170)

著者: BoroughHallさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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