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ダウン症候群の子どもに多い病気

 

    

ダウン症候群は、23組ある染色体のうち21番目の染色体の異常により発症する疾患です。

 

染色体はそれぞれヒトたんぱく質の構成や重要な臓器の発達に伴う遺伝子情報を持っているため、これら染色体の情報に間違いがあると、人は正常な発達をしていくことができません。

 

染色体異常がある場合は、出生前に流産もしくは死産となる可能性が高く、21番染色体異常であるトリソミーの場合も、ほとんどは生まれてきません。しかし、21番染色体の遺伝子情報が比較的生命維持に直結しないため、出産に至る場合があります。

 

そうして生まれてきた子供がダウン症候群となるわけですが、ダウン症候群の子どもの場合、以下のような疾患を合併していることが多いため、注意が必要となります。

 

1.心疾患として
・心房中隔欠損
・寝室中隔欠損
・心内膜欠損
・Fallot四徴候…心室中隔欠損・肺動脈狭窄・大動脈騎乗・右心室肥大


2. 消化器の疾患
・食道狭窄
・食道閉鎖
・鎖肛(肛門部の穴がない)
・臍ヘルニア


3.形成外科疾患
・関節過伸展
・筋緊張低下
・環軸椎脱臼
・口唇裂
・口蓋裂


4. 精神・神経系
・精神発達遅滞
・てんかん


5. その他
・白内障
・白血病
・甲状腺機能低下症
・性腺機能低下症

 

ダウン症候群の子どもが、これら全ての症状を発症するわけではありません。あくまでも症例として発症しやすいため、ダウン症候群が疑われる子どもの場合は、専門医であれば、これらの疾患の可能性を予測して精密検査を行います。

 

出産後、成長過程に伴っての定期検査項目が増えるのは、これらの合併症を疑ってのことですので仕方のないことです。

 

早期発見と治療によって改善することが多いため、何か変だと思われる症状がある場合は早めに医師に相談すると良いでしょう。

 

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2009/02/23-014447.php?category=51)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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