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健康診断・健康管理

ちょっと太っている人のほうが健康?~BMIの値について~

 

BMIは肥満を数値化できる大変便利な値ですが、糖尿病をかかえ高血圧の人は気をつけなければならない点があります。それは、BMIが低い場合、心臓血管疾患のリスク要因になることが明らかになったからです。

 

 

肥満パラドックスとは?

 

もともと肥満には、心臓血管疾患のリスクがあることがわかっているのですが、糖尿病が発生している患者の場合、BMIとの関係で見ると、BMIが高くなればなるほどリスクが高くなるわけではなく、正常体重の患者の方が過体重の患者よりも死亡率が高いということが明らかになっているのです。これは肥満パラドックスと呼ばれており、糖尿病に限らず、以下のような病気を有する患者でも同様の肥満パラドックスが見られるといわれています。

 

・心臓麻痺

・腎臓病

・虚血性心疾患

・脳卒中

 

もう少し具体的にBMI値を見ていくと、BMIが25以上29.9以下の過体重と呼ばれるカテゴリーに属する患者よりも、BMIが18.5から24.9の間に属する正常体重の人の方が、死亡率が高いのです。

 

名古屋大学の研究チームの発表によると、BMIが23未満のグループとBMIが27.5以上の最も高いグループとの心臓血管疾患のリスクの差は、3対1と、やせている人の方が3倍も高いという結果が出たのです。

 

BMIだけを頼ってはだめ?

 

BMIの値だけでは、正確にその人が痩せていることや太っているということを理解することは出来ません。まず体型が全く似たような場合であっても、身長が大きくなればBMIはそれに比例して大きくなります。そのため、身長の低い人はBMIが低くなる傾向にあるので、肥満を過小評価してしまう場合があります。また、体脂肪率も考慮されていないので、体脂肪率が低く体重が重い場合でもBMI上肥満と認定される可能性もあります。

 

 

BMIはその数値から様々な疾病リスクを知ることもできますが、その他の数値と比較しながら見なければならないことを忘れないようにしましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/04/01-377530.php?category=17)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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