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介護・認知症

トイレではないところで排尿する時

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■トイレではないところで排泄する


認知症が進んでいるAさんには、いたるところがトイレに見えるようです。
ベッドサイド、こたつ、サイドテーブル、さらには庭の石と、腰かけやすいところはすべてトイレと化し、そこで排泄してしまうので、家族はみな困り果てています。


■家族がしてしまいがちな行動


「ここはトイレじゃないのよ! こんなところでおしこしたら、くさいし、きたないし困るじゃない」
などと強く叱ったり、「まあ、大変。どうしましょう」と、大騒ぎをする。

+認知症の人の気持ち

・「トイレを探してウロウロしているうちに、がまんできなくなったのよ」
・「あれっ、ちゃんとトイレで用を足したはずなのに」
・「ここでやっては、いけなかったの?」
・「知らないうちにしてしまったの。ごめんなさい」


■行動の「なぜ?」を知る


・認知症にともなう「場所の見当識障害」があると、トイレの場所がわからなくなったり、まちがえたりして、部屋のすみや廊下、浴室、庭などで排泄してしまうことはよく見られます。

・「生理的な原因」も考えられます。神経の機能障害のため尿意(便意)がわからなかったり、膀胱炎などで排尿の回数がふえているような場合、トイレに行こうとするのに間に合わず、その場で排泄してしまうことがあります。


■こんな対処を!


・トイレを失敗すると、本人は羞恥心を感じますし、自尊心も傷つきます。叱責するのは、かえって逆効果。
「年をとれば、誰にでもあることだから」と、おだやかに話しかけながら、汚れなどは手早く処理します。

・トイレの場所を、わかりやすくします。トイレのある廊下は証明を明るくし、トイレ内の照明もつけてドアも開けておくと、場所がわからなくても光に誘われてたどりつくことができます。
またトイレの近くのドアや壁などに、大きく見やすい字で、「便所」「ご不浄」など、昔の表現で書いた札などをはっておきます。

・本人の排尿パターンを観察し、だいたい1時間半ごとなのか2時間ごとなのかがわかったら、それに従って時間ごとにトイレに誘導します。
洋式トイレなら、しばらく座っていることができます。たとえ尿意がなくても、座っている間に腹圧がかかり、自然な排尿ができるものです。


著者: ありさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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