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健康診断・健康管理

HbA1cは急激に下げると危険?血糖の状態を表す数値の1つHbA1cについて

 

HbA1cという名称を聞いたことがあるでしょうか。これは、ヘモグロビン・エイワンシーの略です。血液検査を行った際に、HbA1cの項目をよく目にすると思いますが、具体的には何を示しているのでしょうか。

 

HbA1cとは?

HbA1cは、血糖の状態を把握する上で重要な数値の一つです。ヘモグロビンは血液中に含まれている成分の一つで、ブドウ糖と結合するという性質を有しています。そしてブドウ糖と結合したヘモグロビンのことが、HbA1cなのです。そのため、HbA1cの値を確認することで、血液の中の血糖値について理解することができます。

 

HbA1cの数値の見方

正常な人のHbA1cの値は通常、5.8%以下とされています。それ以上の数値が現れた場合は、高血糖状態と言え、8%を超えると糖尿病として様々な合併症が出てくる可能性が高くなります。そのため、糖尿病の治療として、HbA1cの数値を下げることが重要となります。

 

HbA1cを下げる際の注意点

HbA1cを下げるためには、規則正しい食生活や適度な運動などが重要で、これを1-2ヶ月続けていけば、徐々にHbA1cを下げていくことができます。HbA1cの数値を急激に下げてしまうと、血管に過度の負担を与えてしまうということがわかっています。その結果、毛細血管がたくさん集まっている網膜のむくみや、炎症による出血などの症状が現れます。そのため、HbA1cの下げる方法として、半年間で2%程度ずつを目安に減らしていったほうが良いとされています。

 

HbA1cは、ヘモグロビンが血液内のブドウ糖と結合した結果であり、この値を測定することによって、糖尿病の疑いがあるか判断することが出来ます。

 

HbA1cの値が高かったからといって無理にHbA1cを下げようとせずに、辛抱強く徐々にHbA1c値を減らしていく努力を、継続して行うことが大変重要となります。

 

数値が2つ!?HbA1cの表示基準!JDS値とNGSP値が高いと…

2012年4月1日から表記が変わった!

HbA1cは2014年3月31日までは2つの表記が用いられます。それがJDS値とNGSP値というものです。

 

日本では従来JDS値が使われてきたのですが、国際的な指標や世界の多くの国の検査でNGSP値が使われている現状を考えて、2012年4月1日からNGSP値での表記が始まりました。

 

2014年度からは完全移行となってNGSP値のみの表記が採用されますが、2012-2013年の間の検査結果については数値がJDS値とNGSP値の2つというケースもあります。

 

JDS値とNGSP値の基準値の違い

JDS値とNGSP値には0.4%の差があり、JDS値の方がNGSP値よりも0.4%低いです。

 

このことから、HbA1cの指標はJDS値で8.0%以上が不可、NGSP値で8.4%以下が不可となります。高い値だと糖尿病での治療が必要です。

 

血糖コントロールが必要とされる値はJDS値で6.5-6.9%、NGSP値で6.9-7.3%です。こちらも血糖値コントロールが欠かせない数値となります。

 

HbA1cは糖尿病の危険度を測るための検査項目のひとつで、血糖値とともに、血糖コントロールが出来ているかどうかの指標にもなります。

 

2014年4月1日からは国際的に使われるNGSP値表記ですが2012,2013年度分についてはNGSP値・JDS値の両方の表記も見られます。

 

なお、このHbA1cの値が高いということは血糖をコントロールできていないということでもあるので、食事や運動による見直しが必須です。

 

高いと命の危険もあるHbA1c値…どうしたら下げられる?炭水化物に注意!?納豆が効果大?!

ヘモグロビンA1cの正常数値は5.8%とされていますが、この5.8%を超えてしまった場合には、体には危険信号が!

 

糖尿病合併症の症状を発症させてしまうリスクもあります。ヘモグロビンの数値を正常値内に下げるためにはどんな方法があるのでしょうか?

 

◆炭水化物の摂取を考えよう!

糖尿病を発症させてしまう原因としてあげられるものは、血糖値が高いことです。血糖値が高くなってしまう原因は炭水化物の摂取量と深く関係しています。

 

炭水化物の摂取を抑えると、血液中の血糖の量は減っていきます。よって、結論を言うと、炭水化物の摂取量を抑えることがポイントになります。

 

日本人には欠かせない白米も、毎日の生活で必要な栄養素になるので、炭水化物を“一切食べない”ということは困難です。

 

さらには、食べないようにすることで起こるストレスも、糖尿病にとっては大敵になります。

 

出来る対処としては、ご飯のおかわりをしないことや、炭水化物の摂取量を極力少なくすることです。

 

◆納豆を食べよう!

納豆に含まれるナットウキナーゼは酵素の一種で、血栓の原因と言われているフィブリンたんぱく質を分解してくれる作用があります。それだけでなく、血圧を下げ、血液をサラサラにしてくれる働きもあります。

 

ナットウキナーゼはヘモグロビンA1cに効果的だということだけでなく、栄養が豊富なのでダイエットや、ヘルシーな食品としても人気です。毎日の生活に納豆を取り入れることで、血液も体も健康になります。

 

◆DHA・EPAは必要不可欠!

体内で作ることが出来ない必要不可欠な脂肪酸にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)という2つの必須脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)があります。

 

DHAとEPAは青魚に多く含まれているので、毎日の生活で青魚を食べる習慣をつけると良いとされています。

 

DHAとEPAは、糖尿病予防に効果的ですし、血液をサラサラにしてくれる働きがあり、さらには発がん性物質が体内で作られてしまうのを防いでくれる働きもしてくれます。とても体には良い、必要な栄養素です。

 

毎日魚を食べる生活が困難だという方には無理をせず、サプリメントなどで補助することも効果的です。

 

上記に述べた炭水化物を抑える生活に、納豆(大豆)や青魚などを積極的に取り入れた生活を送ることが、HbA1c値を抑えてくれる、理想的な予防となります。

 

毎日継続して行うことで、体に効果として表れるので、納豆・DHA&EPAの摂取は、毎日継続的におこないましょう。

 

HbA1c値が高いことで起こる症状や疾患の危険について知っていますか?

HbA1cの数値が高いことで命に関わる危険な症状を引き起こすことも!

 

HbA1cについて調べてみましょう。

 

◆HbA1cが引き起こす病気とは?

検査の結果などに記載されている「HbA1c」という項目について詳しく見ていきましょう。

 

この項目は血中の赤血球にあるタンパク質で、酸素とくっつき、体内に酸素を運んでくれる重要な役割をしてくれます。

 

このヘモグロビンに血糖が結合することによってヘモグロビンA1cという物質になります。この数値が高いと、糖尿病になってしまうリスクが高くなります。

 

それだけでなく糖尿病の合併症として神経障害・網膜炎・失明・心筋梗塞・脳梗塞・癌・・・などなどの危険性も伴ってしまいます。

 

◆ヘモグロビン数値別の症状!

ヘモグロビンA1cの数値にも、正常値というものがあります。現在日本で定められている正常値は一般的に5.8%とされています。国際標準値では6.2%になります。しかしこの正常値を超えてしまうと、様々な変化やリスクが表れてしまいます。

 

数値が5.8%〜6.4%だった場合

 

国際基準値では5.4〜6.1%になります。この数値の方は、糖尿病の予備軍だと言えます。今後、糖尿病になる可能性を秘めている方で、インスリンの分泌が現段階で正常に出来ていない(少ない)と考えられます。

 

インスリンの分泌は年齢と共に分泌も少なくなることから、今後糖尿病になってしまう可能性が高い・・・と言えます。

 

まずは医師に相談をし、糖尿病に対しての予防・食事での対策を学んで、生活に取り入れていくと良いでしょう。また、最低でも1年に1回は検査を行うようにしましょう。

 

数値が6.5%〜6.9%だった場合

 

国際基準値では6.2〜6.8%です。この数値の方は注意が必要です。

 

このまま特に対策をとらず生活を続けていると、ものの数年で8%まで上がってしまう勢いがあります。今すぐ合併症などの心配をする必要はないかもしれませんが、様子を見る時期は過ぎ、出来るだけ早急に対策をとる必要があります。

 

この数値の場合、すでに糖尿病だと診断されるので、血糖値の高い食生活を続けていると、インスリンの分泌が非常に弱いため、ちょっとしたきっかけで一気に血糖値が上がってしまいます。早急に医師に診断をしてもらい、適切な治療・対策をとりましょう。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2013/05/19-378458.php?category=170)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-24掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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