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生活習慣病

HbA1c値を下げる糖尿病治療薬「ビクトーザ」とは

 

糖尿病診断の重要な確認項目であるHbA1cの値は、血液内にあるヘモグロビンがどれだけブドウ糖と結合しているかを示す値です。HbA1cが高いと、糖尿病と診断される場合があります。糖尿病の場合、HbA1cを下げる必要がありますが、その中でもHbA1cを下げる糖尿病治療薬について、詳しく確認していきましょう。

 

 

糖尿病治療薬であるビクトーザ

 

ビクトーザとは、2010年に日本において承認された国内初のGLP-1受容体作動薬です。糖尿病の原因は、インスリンが正常に出ないことにあるため、インスリンを投与するインスリン療法が用いられる場合があります。しかし、この療法だとHbA1cの値が上昇する傾向があり、必ずしも血糖値のコントロールに貢献していないという問題がありました。

 

そこで、開発されたのがこのビクトーザで、これは皮下注射を行って投与します。このビクトーザのメリットとしては以下の点があります。

 

・食後の血糖値を含めて、血糖値を下げる作用がある

・HbA1cを6.5%以下に抑える上で大きな効果がある

・ビクトーザを投与しても単独投与では低血糖を起こしにくい

 

GLP-1というのは、消化管ホルモンの一種で、栄養素が消化吸収されることによって消化管から分泌されます。これがすい臓にある細胞のGLP-1受容体と結合することで、インスリンを分泌させるのを促進する作用があります。

 

ビクトーザは、欧米人に比べてインスリンの分泌量が少ない日本人向けの糖尿病治療薬ですが、副作用があることもきちんとおさえておく必要があります。副作用としては、投与を開始した初期段階で消化器症状として、便秘になる人がいます。また、稀に脱力感、冷や汗、腹部の痛み、嘔吐などが見られる場合もあるので、注意が必要です。また、誤って複数回分を一度に投与した場合にはすぐにお医者さんに相談しましょう。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2010/11/03-341683.php?category=247)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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