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生活習慣病

陰イオン交換樹脂でコレステロール値改善!?

総コレステロールの値が高くて悩んでいる人にとって、投薬治療は最後の手段とも言えます。通常総コレステロール値が高い高脂血症の場合、食事療法や運動療法からはじめて、それでも効果が現れない場合に、採用されるようです。

 

薬のタイプ

総コレステロール値を下げるための薬には様々なものがあり、コレステロールを含めた血中脂質のどの部分に着目するのか、しっかり確認する必要があります。また、治療薬によっては、コレステロール値が急速に下がるもの、またはゆっくり効果があらわれるものの療法があります。どちらのタイプの薬を用いるかは、血中脂質の数値によってお医者さんが判断して処方してくれます。

陰イオン交換樹脂

総コレステロールと中性脂肪の値を下げる薬の一つに陰イオン交換樹脂を含む薬があり、具体的には以下の2つが代表的な薬です。

コレスチラミン(クエストラン)

コレスチミド(コレパイン)

この薬の作用は、腸管内で胆汁酸を吸着させ、便と共に排泄を促進させることです。胆汁酸は、血中内にコレステロールを取り込む上で重要な役割を果たしています。そのため、この薬によって胆汁酸を減らすことで、コレステロールが吸収されるのを防ぐ効果があるのです。

陰イオン交換樹脂の副作用とは

陰イオン交換樹脂の副作用としては、腸閉塞や横紋筋融解症があります。横紋筋融解症というのは横紋筋細胞が融解してしまう病気で、重症になってしまうと腎機能の低下、しまいには腎不全などの臓器の機能不全を発症してしまうのです。

 

以上のように、総コレステロールと中性脂肪の値を減らすうえで、陰イオン交換樹脂の薬が処方される場合がありますが、副作用もあるのでしっかりお医者さんと相談して処方してもらうようにしましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2011/07/01-348210.php?category=212)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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