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健康診断・健康管理

急性白血病や骨髄線維症の可能性も?本態性血小板血症とは?

 

止血作用のある血小板ですが、血小板の値が多すぎても問題があります。血小板が多くなってしまう原因「本態性血小板血症」について見ていきたいと思います。

 

 

血小板の特徴

 

血小板は、骨髄の中にある巨大核細胞という細胞の細胞質部分が剥離したもので、核のない特殊な細胞の一つです。この細胞には止血作用があり、血管が傷つき出血するとその部分に集まって、血管の破れた部分を凝固し出血を止めるという働きがあります。

 

本態性血小板血症とは?

 

血小板が多くなってしまう原因は様々ですが、その一つに本態性血小板血症があります。これは、骨髄増殖性疾患の一つで、血小板が著しく増加する血液疾患です。

 

治療方法とは?

 

本態性血小板血症の場合、様々な治療方法があり、その中に血小板を減らす治療法もあります。治療法の決定にあたっては、血栓症のリスクを考慮します。40歳以下でもともと血栓症の既往症がなく、血小板の数が150万以下の場合には、投薬は行わず経過観察を行う場合がほとんどです。

 

他方、60歳以上、血栓症・出血症状の既往あり、または血小板の数が150万を超えるという3つのうち一つでも該当する場合には、血小板を減らすための代謝拮抗剤ヒドロキシカルバミドを投与するのが通例です。その場合、抗血小板剤が併用される場合も多いようです。

 

本能性血小板血症のリスク

 

本能性血小板血症は、何も治療せずに放置しておくと命に関わる重大な血栓症を起こしてしまう可能性があります。さらに、確率的には低いものの、急性白血病や骨髄線維症に移行する場合もあるので注意が必要です。

 

 

以上のように、血小板は止血作用もある血液内の重要な成分の一つですが、多すぎても問題となります。血小板で異常値が出た場合には、精密検査をすることをお勧めします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2006/09/29-000165.php?category=19)

著者: BoroughHallさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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