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健康診断・健康管理

手足の指先から皮膚がむける?血小板と川崎病の関係とは?

血小板は、血管にキズがついた際にその部分に集合し止血するという大変重要な役割を果たしており、血小板がなければ人は出血多量で死んでしまいます。

 

しかし、血小板が基準値よりも増えてしまうと、それはそれで問題なのです。

 

では血小板が多い場合は、どのような原因が考えられるのでしょうか。その一つに川崎病があります。

 

川崎病とは

川崎病とは1967年に川崎富作博士が発見した病気で、手足の指先から皮膚がむけてしまうという症状があります。この病気は世界各地で報告されておりますが、主にアジアに多くみられますが、開発途上国ではあまり見られない病気です。

 

川崎病の原因 

原因は未だに明らかになっていませんが、免疫機能の不全によるものではないかと考えられ、その結果として全身の中小のサイズの血管に炎症が生じます。

 

血液の中で、白血球は細菌などを撃退するという重要な役割がありますが、あまりにも過度に反応してしまうと、自分自身の組織を破壊してしまうことになります。

 

それが血管を攻撃すると、白血球から出る酵素によって血管壁に炎症が出来てしまうのです。

 

川崎病は、急性期・回復期に血小板が異常に増えるようです。さらに、血液の凝固を促進するような、凝固因子の活動が活発化します。その結果として、冠動脈瘤の中に血栓ができてしまいます。

 

血栓ができてしまうと、心筋梗塞のリスクが高まり大変危険です。この症状は、川崎病が発症してから1年半以内に発生する可能性が高いとされています。

 

冠動脈が閉塞する危険性がある瘤の大きさは、7ミリ以上であるとされています。 

 

以上のように、川崎病は原因が不明なものの、免疫機能の不全によって血管の炎症など様々な症状を引き起こします。悪化すると血小板が以上に増加して、心筋梗塞になるリスクもあります。

 

早期発見、早期治療がとても大切です。 

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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