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気になる病気・症状

チャーグ・ストラウス症候群 注意したい重要臓器への進行

 

チャグ・ストラウス症候群という疾患は、原因が分からず全身の細い血管に炎症が起こる疾患です。この疾患は炎症が起こる場所によって症状が異なります。

 

 

後遺症として残りやすい神経への進行

神経への進行では多発性単神経炎が多く、疾患全体を見ても炎症による多発性単神経炎はほぼすべての患者に診られます。

これは上肢よりも下肢により多く認められるようです。腓骨神経への進行が良く見られ、知覚障害や運動障害のいずれもみられます。麻痺が起こると進行性になることが多く、元の気管支喘息が治療に抵抗性の場合は運動障害よりも知覚障害の方が後遺症として残りやすいようです。

また、意識障害やけいれん、髄膜炎、脳出血、認識障害などの中枢神経の障害もしばしばみられるようです。

 

心臓への進行は危険

心臓への進行はこの疾患での重篤な症状の一つです。特に疾患の急性期には炎症が急速に進行しますので、心筋梗塞などで突然死につながることもありますし、心外膜炎、心臓発作、心臓弁障害など死因につながる疾患につながることがあります。これは冠動脈分岐の血管炎や、血管外に肉芽腫が形成されることなどによって見られます。

とくに心臓は血管が張り巡らされているものですから血管炎とは関係が深いため、チャグ・ストラウス症候群において心臓は影響を受けやすいものとされています。

 

消化管への進行

消化管も血管が張り巡らされているものですから、症状が出やすいです。

腹痛を生じることが多いですが、腸管出血や下血、吐血などの症状が見られることがあり、特に腸管穿孔という腸壁に穴が開いて内容物が外に漏れてしまう疾患は死因になることもあります。

 

障害される臓器によっては生命の危機が伴いますので、早期に治療を進めていくことが重要です。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/08/08-339475.php?category=288])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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