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生活習慣病

高血圧ガイドライン~大切なのは生活習慣の改善~

  

血圧の正常範囲は収縮期血圧で130mmHg、拡張期血圧で85mmHg未満とされています。

 

血圧のコントロール機能が正常な方は、血圧が上昇しても反射性制御で自然に正常な血圧にもどりますが、それができずに高い血圧を維持する方は高血圧症となります。


高血圧は脳心血管疾患のリスクとなるため、国内外ではその治療のためにガイドラインを設けています。

 

高血圧ガイドライン


高血圧管理計画
1.血圧測定をし、病歴を問診にて確認後、身体所見、検査所見を診ます。


2.二次性高血圧を除外します。


3.危険因子・臓器障害・心血管病・合併症を評価します。


4.生活習慣の修正を指導します。


5.各リスク別に治療方針を立てます。
 1)低リスク群・・・3ヶ月以内の指導で140/90mmHg以上なら降圧薬治療を行います。
 2)中リスク郡・・・1か月以内の指導で140/90mmHg以上なら降圧薬治療を行います。
 3)高リスク郡・・・直ちに降圧薬治療を行います。


*正常高値血圧の高リスク群では生活習慣の修正から開始し、目標血圧に達しない場合は降圧薬治療を考慮します。

 

生活習慣の修正項目
1.減塩 6g/日未満と野菜・果物の積極的摂取を促します。
2.食塩以外の栄養素
  コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控え、魚(魚油)の積極的摂取を促します。
3.減量
  BMI(体重(Kg)÷[身長(m)×身長(m)]が25未満になるように指導します。
4.運動
  心血管病のない高血圧患者が対象で、中等度~強度の有酸素運動を中心に定期的に毎日30分以上を目標に行います。
5.節酒を指導する。

 

重篤な腎障害を伴う患者では、高K(カリウム)血症をきたすリスクがあるため、野菜・果物の積極的節酒は推奨しません。

 

当分の多い果物の過剰な摂取は、特に肥満や糖尿などのカロリー制限が必要な患者では勧められません。

 

その方の病状により指導内容は異なりますが、医師の指導内容を良く聞き、生活習慣を改善していくことが、高血圧の治療には何よりも必要となります。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/05/03-036354.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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