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食道がんの手術後の後遺症について理解しておこう

食道は、口から入った食べ物が通過する大切な器官です。食道がん治療の手術は、食道がんの一部を切除して、胃の一部とつなぐ手術であり、手術自体の負担や「食べる」ということへの影響も大きい手術です。

 

手術後の生活を知ると不安も大きくなりますが、理解を深めておくことで、患者さん自身や家族が術後に慌てたり、不安になることを防ぐことにつながります。

 

1.食事量が減る

食道を一部切除し、胃の一部を食道の代わりとしてつなぐ手術を行うため、術後は胃が小さくなります。また、食道自体が短くなるため、食べ物の通過も早くなります。

 

そのため、術後6~12か月間は、今までの5~7割程度しか食べることが出来なくなります。そのため、体重が5~10kgほど減ってしまうことが普通と言われています。

 

対策:消化の良いものを1日数回に分けて少しずつ食べる。ツルっとしたものやとろみのあるものを食べる。ゆっくりよく噛んで食べる。

 

2.ダンピング症候群

食道と胃の間には、食べ物や胃液が逆流しないような「噴門」と呼ばれる機能があります。ここを手術で取ってしまうため、胃から食べ物や胃液が逆流しやすくなってしまいます。特に横になると逆流が起こりやすくなってしまうため、注意が必要です。

 

対策:食べた後すぐに横にならない。夜は上半身を高くして眠る。

 

3.呼吸器・循環器への影響

手術の影響で、不整脈や、稀に心不全の症状が出ることがあります。それ以外にも、開胸手術の影響で、肺活量が3割程度減少します。

 

また、食道がんの術後は空咳が良く出るようになるようです。これは、術後半年程度で治まることが多いと言われています。

 

対策:活動量は体調をみながらゆっくり増やしていく。

 

手術後は思うように食べられなかったり、胃液や食べ物が逆流する症状に悩まされたり、空咳が気になったり・・・と色々な変化があります。

 

事前に医師や看護師によく説明を受け、疑問や不安に思う点があれば、遠慮せずに質問しておきましょう。 

(photo by://www.ashinari.com/)

著者: komachiさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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