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アレルギー

ちょっとまって!花粉症最新治療の問題点

 

 

花粉症の治療法は近年医療技術の進歩が進み、新しい治療法が登場してきています。

減感作療法、ステロイド注射などがその代表です。もちろん有効的な面もありますが、注意しなくてはいけない問題点もあります。

 

 

○減感作療法○

 

これは、花粉症のアレルギー反応が起こらないように体質を変えていく療法です。たとえば、スギ花粉症であれば、スギ花粉エキスをごく微量ずつ長い時間をかけて注射し、身体を徐々にスギ花粉に慣れさせ、アレルギー反応を起こさないようにします。

 

治療開始から半年間ほどは週12回通院して注射を受け、さらに2年以上の期間は月1回注射を受け続けるというなかなか根気のいる治療法です。

 

【問題点】

それでも効果が出るのは 75%程度で、時間の経過とともにふたたびアレルギー反応を起こす例も見られます。しかもスギ花粉に反応しなくなったとしても、それ以外の植物の花粉には反応する場合もあるのも厄介な点です。

 

○ステロイド注射○

 

ステロイドには免疫を抑える働きがあります。ステロイドを体内に注射し、過剰な免疫反応(アレルギー)を抑えようというのがこの治療法です。

 

【問題点】

日本アレルギー学会や日本耳鼻科学会などの専門医が属する団体では、安易に行うことに対して注意喚起しています。ステロイド注射では、重大な全身性副作用が生じる可能性があるからです。ただし、ステロイド「点鼻薬」は、花粉症治療において副作用も少なく有用な治療薬の一つです。

 

○レーザー手術○

 

鼻の粘膜表面をレーザーで焼く手術です。これは処置の所要時間が520分間ですみ、入院などのやっかいなことは一切ない手軽な治療法です。

 

【問題点】

効果は7080%程度です。また、効果の持続期間は数か月から2とされ、粘膜表面が「治って」しまえば、また手術を行うことになります。さらに長期的に手術の回数を重ねていった場合の鼻粘膜の変質などの危険性もあり、嗅覚の機能低下の報告が多いです。

 

 

これらの最新治療を受けようと思われている方は、副作用などの問題点を医師と十分に相談し、慎重に検討することが大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2014/02/15-385898.php)

著者: 近藤雄太さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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