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先天性甲状腺機能低下症「クレチン症」の原因とは

 

生まれつき甲状腺の機能が低い病気で「クレチン症」と呼ばれるものがあります。出生した新生児の、3000人に1人ほどの割合で発生するようです。その程度はさまざまで、軽症でほとんど症状が出ないものから重症で成長に大きな影響を及ぼすものまであります。現在では生まれてすぐ実施される「マススクリーニング」により、クレチン症の可能性があるかどうかわかるようになっています。治療も早くから開始できますので、心配しすぎなくてもよいケースが多いようです。

 

 

■クレチン症の原因

 

胎児の時期に甲状腺の形成に、異常がおきることにより発生します。クレチン症の病型には、甲状腺が作られなかったり未完成である場合(欠損性)と、本来の場所ではないところに形成されてしまった場合(異所性)、大きさや形や場所に異常はないけれど甲状腺ホルモンを合成する機能に障害がある場合があります。このうち合成障害があるものは遺伝的要因が関係しているケースもあるようですが、病気の状態は個人差がありますので、妊娠を望む場合に心配であれば主治医に相談すると良いでしょう。その他のはっきりとした原因はまだわかっていないようです。

 

 

■甲状腺ホルモンとヨード

 

甲状腺ホルモンの合成には「ヨード」がつかわれます。ヨードはこんぶなどの食品に含まれているものです。甲状腺ホルモンをつくる元となりますので、不足すると甲状腺の機能が正常であっても機能低下症のような症状になります。ヨードは治療で服用する薬に含まれていたり、検査の際に使用されたりと、甲状腺機能低下症と深い関わりがあります。

 

 

まだ原因が解明されていませんが、もしマススクリーニングで疑いがあるという結果が出ても、その後の詳しい検査で正常と判断されたり軽症である場合もあります。服薬による治療で普通の人と変わらない生活や寿命をおくれるケースも多いので、心配しすぎなくてもよいといわれています。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/05/22-347845.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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