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甲状腺機能低下症の一つ、橋本病の検査と治療

 

橋本病は甲状腺の細胞が自己の抗体に攻撃されることにより、機能が低下する病気です。甲状腺は代謝やたんぱく質の合成などを担う重要なホルモンをつくっているため、機能が低下すると体力も気力も低下し、子どもであれば成長も阻害されます。無症状であったり症状が徐々にあらわれてきたりすることも多いため、橋本病と気づかずに過ごしている人も多いとみられています。疑わしい症状があれば検査し、病気であれば治療が必要になります。検査は主に血液検査や超音波検査、治療は薬を飲むという方法で行われます。

 


■検査


血液を採取し、ホルモン値や自己抗体の値を調べます。甲状腺ホルモンには「T3」と「T4」と呼ばれるものが存在します。そのうち、まだたんぱく質と結びついていないものを「フリーT3」「フリーT4」といいます。たんぱく質と結合した状態ではホルモンとして働けないため、有効なホルモン値を知るには、この自由に働けるフリーT3とフリーT4の値を調べます。この値が低ければ橋本病の可能性が高くなります。更に、甲状腺ホルモンが不足すると「甲状腺刺激ホルモン」がたくさん出て分泌を促そうとしますので、甲状腺刺激ホルモンの値が正常値より高いかどうかも調べます。
また、甲状腺を攻撃する自己抗体を保有しているかどうかも検査します。ホルモン値が正常の範囲内で症状があまり出ていなくても、この抗体を持っていることがわかれば橋本病である可能性が濃厚になります。血液検査以外にも、甲状腺の状態を調べる超音波検査などがあります。

 

■治療


不足しているホルモンを補うため、服薬での治療を行います。一日一回飲めばよく、副作用もほとんどありません。根本的な治療方法はありませんが、服薬により日常生活を支障なく行えます。

 

 

検査も治療も、患者さんにそれほど負担がかかるものではないようです。もしかしたらと思う人は、病院で相談してみるとよいでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/23-362394.php])

著者: はやぶささん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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