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甲状腺機能低下症がみられる病気「シーハン症候群」の症状とは

 

甲状腺機能低下症がおきる原因となる病気には、代表的なものに「橋本病」があります。甲状腺に異常があり、発症するものです。しかし中には「二次性甲状腺機能低下症」といって、下垂体の病気が原因でおこる甲状腺機能低下症もあります。「シーハン症候群」というのもその一つです。

 

 

■シーハン症候群とは

 

脳下垂体が壊死し、機能不全になる病気です。分娩時に大量出血があり、脳にある下垂体に血液がまわらなくなることなどが原因でおこります。下垂体はさまざまなホルモンを作り出す働きを持っていますので、一つ、または複数のホルモンに異常が見られるようになります。甲状腺ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンの一つ「甲状腺刺激ホルモン」によってコントロールされ、適切な量を保っています。下垂体が壊死すると甲状腺刺激ホルモンが分泌されなくなるため、結果として甲状腺機能低下症がおこるというわけです。

 

 

■シーハン症候群の症状

 

甲状腺刺激ホルモンが不足してしまうケースでは、甲状腺機能低下症を二次的に発症させることになりますので、寒気がする、むくむ、疲れやすい、皮膚や毛髪が乾燥する、食欲が低下する、気力が低下するなどの症状がみられます。他にも「副腎皮質刺激ホルモン」が不足すると疲労や低血糖などがみられ、「成長ホルモン」が不足すれば子供の場合は低身長症になることもあります。「卵胞刺激ホルモン」や「黄体形成ホルモン」が不足すると月経不順や不妊症になることもあります。一つだけよりも複数のホルモンが不足するケースが多いようです。

 

 

不足するホルモンによっては、橋本病と同じような症状をおこすシーハン症候群ですが、下垂体付近に腫瘍がある場合も、圧迫により似たような症状をおこすこともあるようです。気になる症状があれば病院へ行くことも検討しましょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/31-374669.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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