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甲状腺機能低下症の「橋本病」、妊娠出産後気をつけたいこと

甲状腺機能低下症で最も有名な橋本病。ホルモンの分泌低下により、妊娠や胎児の成長に影響を及ぼすため、この病気であると子供を産めないと誤解される場合があります。しかし治療をしっかり行って状態が安定していれば可能であり、リスクの確率も健康な人のそれと変わりありません。

 

橋本病である場合、妊娠前や妊娠中はもちろん、産後もきちんとした治療を継続する必要があります。

 

■産後は一時的に悪化することも

産後に甲状腺疾患の症状が悪化することがあります。橋本病の場合、「無痛性甲状腺炎」になることが多いようです。

 

無痛性甲状腺炎とは、産後などの体調の変化により免疫の働きが乱れ、甲状腺に炎症がおき組織が破壊されてしまうというものです。甲状腺の破壊により、その細胞内に蓄えられていたホルモンが一気にあふれだし、中毒症をおこします。

 

橋本病とは逆に、ホルモンが過多となりバセドウ病のような症状をおこします。

 

■無痛性甲状腺炎になったら

この病気による体調不良は、産後うつや産後の回復が遅れてるなどと勘違いされることがありますので、疑わしい症状があれば病院へ行くとよいでしょう。

 

感染症などではなく、橋本病と同じように自己免疫による疾患です。バセドウ病と症状は似ていますが治療法は異なります。

 

もともと蓄えられていたホルモンが約2ヶ月ほどで消失し、次に十分な量が蓄えられるまで、甲状腺機能低下症の症状が1ヶ月ほど続きます。それをすぎると自然に状態が安定しますので、特に治療を行わなくても回復するケースも多いようです。

 

産後も継続した治療が必要ですし、無痛性甲状腺炎は数年後に再発することも多いので注意が必要です。

 

なお、母乳育児の場合これらの疾患が子供に影響を与えることはありませんので、安心して授乳しましょう。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: はやぶささん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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