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機能性ディスペプシアの治療薬の副作用について

 

機能性ディスペプシアの治療のメインは薬物療法です。

まずは病院に行かず、市販の薬で対処したいという人もいると思います。しかし、胃の市販薬の種類は特にたくさんあり、自分の症状に合った胃薬を見つけるのは難しいものです。

主に使われる薬物は以下のとおりです。

 

消化管運動賦活薬

酸分泌抑制薬

抗不安薬

 

 

消化管運動賦活薬

アセチルコリンエステラーゼ阻害薬:アコファイド

副作用は少ない方ですが、下痢、便秘、吐き気、嘔吐がみられます。

 

ドパミン受容体拮抗薬:ガストン、プリンぺラン

副作用として錐体外路症状(ふるえ、こわばり、つっぱり)があります。子供や高齢の人、腎臓の悪い人、また長期大量服用時に注意が必要です。
そのほか重い副作用として、ショックやアナフィラキシー様症状、悪性症候群や遅発性ジスキネジアの報告があります。これらはきわめてまれな副作用ですが、以上のような症状に念のため注意してください。

 

 

酸分泌薬

プロトンポンプ阻害薬:タケプロン、オメプラノール

人によっては、肝機能値に異常があらわれたり、頭痛やめまい、軟便や下痢がみられます。

 

H2受容体拮抗薬:ガスター、ザンタック

過敏症状をおこすことがあります。また、一時的に、腎(じん)機能検査数値(血中クレアチニンの数値)が上昇することがあります。

 

 

抗不安薬

セロトニン部分作動薬:ゼディール

重い副作用はほとんどありません。比較的多いのは、眠気、ふらつきなどです。これらは、それほど心配いりませんが、車の運転など危険な作業には注意してください。

 

ベンゾジアゼピン系:コンスタン

合わない人には合わないらしいようです。またコンスタンを妊婦の方が服用した場合、生まれてきた子供に奇形が生じるという報告もありますので、医師と充分に話し合って下さい。

また、コンスタンを始めとするベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、依存が形成されることが分かっています。長期にわたって服用を続けて、突然中止すると「離脱症状」というものが現れることがあります。いきなり強烈な不安感に襲われたり、体が震えてしまうなどというものがその主な症状です。コンスタンの服用を中止する際も、徐々に減量するなど、医師の指示の元に計画的に行うべきでしょう。

 

 

中には重篤な副作用を持つものもあります。症状が中々改善しないという人は、早めに病院を受診されることをおすすめします。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E8%96%AC-%E6%B2%BB%E7%99%82%E6%B3%95-%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E8%96%AC%E5%B1%80-%E5%8C%BB%E7%99%82-%E7%97%85%E6%B0%97-%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82-257349/)

著者: 近藤雄太さん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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