カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 献血 >
  4. 献血での検査の目をかいくぐる「ウィンドウピリオド」とは?

健康診断・健康管理

献血での検査の目をかいくぐる「ウィンドウピリオド」とは?

     

 

命の危険が迫っている患者さんの命を救っている有効な手段の1つとして、輸血医療が挙げられます。この輸血医療は、皆様からの善意から成り立っている献血により支えられています。

ですから、献血は患者さんの健康に直結しているものといえますので、厳重な検査が設けられています。

 

◆血液検査は完全ではない?

輸血用血液の管理・検査を行っている血液センターが行っている輸血用の血液検査方法は、世界トップクラスのものとされています。

しかしそのような最高水準の検査方法でさえ、完全な検査とは言い切ることが出来ません。というのも、検査方法の進歩した現在でも輸血による感染症が発生しているという現状にあります。いかに最高レベル水準で検査したとしても輸血による感染症を100%防ぎきれないというのは、輸血用血液の安全性の観点から大変重要な問題といえます。

 

◆なぜ完全ではないのか?

では、なぜ最高水準の検査でさえも完全なものとは言えないのでしょうか。これには大きな問題点があります。というのも、検査方法が確立しているものでも、感染してから抗原や抗体が検出できるまでの間、つまり感染初期では、残念ながら検査で検出不可能という点です。この検査による判定ができない期間を「ウィンドウピリオド」と言います。

 

もし、ウイルスなどに感染した恐れのある方が、ウィンドウピリオドの時期に献血を受けてしまうと、検査でのチェックをかいくぐり「安全な血液」と判断され医療機関へと提供されてしまいます。そして、その血液が患者さんに使用されると、輸血による感染症という最悪の事態を引き起こしてしまう危険性があるのです。

 

このように、完全なチェックが出来ない血液検査は、検査そのものに限界があると言わざるを得ません。

ですが、上記のような最悪の事態を招かないよう未然に防ぐためにも、エイズ検査を目的とした献血は絶対にしないようにしてくださいね。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_4307.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

献血に関する記事

こんなことにも注意!献血するためにしてはいけないこと

  「献血しよう」と思っても、必ず献血を行えるわけではありません。献血をしても...

献血のギモン! 献血時の検査採血は何に使われるの?

  献血で集められた血液は、輸血を必要とされる患者さんへと届けられます。ですか...


献血の際のエイズ検査で陽性だった場合、通知される?

  日本では毎日300人もの人が輸血を受けることで、その一命を取り留めてい...

献血時の問診票の内容ってどんなもの?何のために問診票があるの?

  病気による手術や事故などにより、命の危険が迫っている多くの患者さんの命...

カラダノートひろば

献血の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る