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寝ても寝たりないし起きると頭痛…そんなあなたはうつ病の疑いも!不眠症とうつ病の関係など

 

いくら寝ても眠い、寝すぎて頭痛がする・・・

そのひどすぎる睡眠過多の裏には病気が潜んでいる可能性があります。

 

1:うつ病

睡眠障害は、うつ病の症状のひとつですが、定型のうつ病では「眠れない」と訴えるのに対し、非定型うつ病では「いくら寝ても寝足りない」過眠状態となります。

・寝すぎると脳の働きが鈍り、気分が憂うつになるため、ますます起きられないという、悪循環に陥ります。

 

・食欲が高まり、特に甘いものを異常に食べたくなります。

食べているときは気分がまぎれますが、その結果、体重が増加して自己嫌悪でさらに憂うつになってしまいます。

 

・うつ病等で休職している人、無職で子供も大きくなった主婦の人、引きこもりの人などは、特に過眠・傾眠に陥りがちです。

 

・何もしないで無為でいるのは、余計に具合が悪くなってしまいます。

うつ病は休養すれば良くなるわけではなく、もちろん睡眠時間を長くすれば良くなるわけでもありません。

改善のためには、休養よりむしろ適度な活動が良いのです。

 

2:睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が止まってしまい、十分に眠ることができないという症状を持つ病気です。

 

睡眠時無呼吸症候群になっている場合には、いくら眠っても呼吸困難のために深い睡眠をとることができなくなります。

そのため、慢性的に睡眠過多となってしまいます。

 

睡眠時無呼吸症候群は、一般には肥満体質の方がかかってしまうことが多いと言えます。

睡眠過多以外の症状としては、いびきなどがあると言われます。

 

睡眠時無呼吸症候群の場合には、将来的には糖尿病や循環器障害など深刻な病気を招いてしまう可能性もありますので、睡眠過多を一つのサインとして、早めの治療を受けることが極めて重要となります。

 

寝すぎで病気になる!?

睡眠不足が、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病、肥満、うつ病にかかるリスクを高めることは既に分かっています。

しかし、アメリカの研究で、毎日10時間以上寝ている人も、睡眠不足の人と同じくらいリスクを背負っており、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病に限っては、睡眠時間が短い人よりさらにリスクが高いことが明らかになりました。

 

毎日の睡眠時間として理想的な7~9時間を守れば、これらの病気のリスクも減少し、すでに健康問題を抱えていても症状が緩和されるそうです。

 

何事もやりすぎは問題です。適度な量の睡眠が健康の指標であると言えるでしょう。

 

うつ病の原因となる不眠症、ずっと起きていたらどうなる?

筆者が知りうる限り、世界の記録の中で、まったく寝ないで生涯生きていた公式の例はありません。

非公式で有名な話としては、インド人男性で子供のころから布団でちゃんと眠ったことがなく、フラッシュ睡眠(一瞬寝落ちするだけで目覚める)をとるだけで、生涯生きていた人がいるときいたことがあります。

 

公式の不眠記録

公式の不眠記録では、11日間起きていたイギリス男性トニー・ライト(42)が有名です。

ギネス記録で扱われていましたが、健康を著しく害すると言うことで、記録対象から排除されました。

 

彼によると、脳は場所によって休息時間がことなるため、生の食品しか食べない「原始ダイエット」をすることで、脳に栄養を効果的に与えながら、活動する脳と休息する脳を自分の意志で切り替えて、常に起きることに成功したそうです。

 

しかしそれでも、11日間で脳は限界に達しました。

記録挑戦の間、自分の言葉が時々理解しにくくなり、色が明るく見えるのを感じたそうです。

 

一般的な不眠症状

一般的には不眠でいることは数日が限界で、不眠が続くと疲労だけではなくイライラ、幻覚や吐き気、動悸息切れめまいなどが起こります。

そのうち、フラッシュ睡眠が頻繁に起こり、どう抗ってもとうとう睡眠に陥ってしまうものです。

 

不眠症の仕組み

主に『体内リズムの乱れ』が原因です。では体内リズムはどうして乱れるのでしょうか?

・夜勤、交代制勤務、時差などで、脳内物質の異常が起こる。

・心理的なストレスで、自律神経に異常が生じ、身体を休める副交感神経が働かない。

・明るい光や音、温度や湿度など、環境が体内リズムを狂わせることがある。

(海のそばで育った人は波の音がないと眠れない、静かな校外に育った人は逆に静まり返らないと眠れないなど、成育歴によっても、安眠できる環境が異なります。部屋を変えたり、引っ越したことにより眠れなくなった人は、環境を元に近い状態に戻す工夫が必要です。)

・刺激物の影響…コーヒー紅茶、カフェイン、ニコチン、などは覚せい作用があり不眠の原因となります。

アルコールをとると、はじめ体を温めますが、その後急激に熱を奪いますので、夜中に目が冷めやすくなります。

・加齢による。体内リズムを整える物質が減り、極端な早寝早起きなど、眠りに変化が起こります。

・体の不調・病気、かゆみ、苦しみ、頻尿

 

がんばって眠らずにいても、残念ながら必ず寝る時がきます。

寝るべき時間に寝ないことで、肝心な活動時間に寝てしまうという問題はあるものの、ずっと眠らないという事は不可能です。

 

不眠対策として、不眠症の原因をとりのぞくことが先決ですアルコールをとって眠ろうとすることは夜中に目覚めてしまう原因になるので、避けましょう。

 

不安をかきたてる不眠症

不眠症が原因となってうつ病を発症することもあります。不眠症とひと口に言うとまったく眠れない印象を受けるかもしれませんが、不眠症とはいわば睡眠障害のことと同義に言われることが多く、寝つきが悪い、眠りが浅い、寝すぎてしまう、早く起きてしまうといった症状が見られ、大きく言えば正常な睡眠から外れた睡眠のことを指します。

 

睡眠障害の憂鬱

特に寝つきが悪かったり、眠りが浅く睡眠の途中で起きてしまうと言った症状を抱えている人は、睡眠に対してよいイメージを持てなくなっていきます。「眠りたいのに眠れない」「また今日も眠れないのではないかと不安」こうした漠然とした、睡眠に対する不安がどんどん大きくなっていって余計に憂鬱な気分になり、余計に眠れなくなるのです。だんだんと切羽詰ってくると表現しても良いかもしれません。

 

本来は休むための睡眠なのに

睡眠をとることは本来は脳と体を休ませるためのものです。しかし睡眠に不安を抱えている状態では寝ている間であっても十分に脳と体を休ませることはできません。

 

不眠が続くと

睡眠が十分でない状態が続くことは、余計に「もう寝ないとまずい」といった思考を生むことになり余計に追い詰められていきます。こうした不安の繰り返しでどんどん心を消耗していき、最終的にエネルギーが尽きてうつ病を発症していたという事態になるのです。うつ病に移行していく過程で単純な不安感以外に、眠れないことに対する自責の念や自分で自分をコントロールできていないことに対する失望を感じるようになっていきます。

 

 

一般的に睡眠障害の治療を受けてもなかなか症状がよくならないといったときにうつ病が隠れていることを疑い始めます。二週間以上症状が続くようであれば病院を受診することをお勧めします。

 

うつ病の原因となる不眠症対策、効果があった声まとめ

睡眠薬や、食事療法や、光療法、不眠症対策はいろいろありますが、実際に効果があったという経験談をまとめてみました。

 

▼漢方薬

漢方薬は保険がきくもの・きかないもの、保険がきく病院・きかない病院と様々です。保険がきかない場合、とても高額になりますので事前に確認してから処方してもらいましょう。

 

・夫が痛風を漢方薬で治したので、自分の不眠症もと思い、試しにもらってみたら聞きました。夫の話では、中医治療を勉強している先生がお勧めだそうです。(30代前半女性)

 

▼整体治療

東洋医学的な有名なアプローチ法ですね。効果がある人、ない人、施術者により効果はまちまちであるようですが、薬が効かない、使いたくない、という人は一度試しても良いかもしれません。

 

・更年期うつと病院で診断され、ホルモン療法で改善がみられず、睡眠薬を飲んで寝る日々が続きました。友人のすすめで、整体に数回通ってみたところ、体の緊張をとってもらう感じがして、薬なしで眠れるようになりました。今でもくよくよしはじめて、体が硬くなってきたなと思うと、行くようにしています。(女性40代後半)

 

▼鍼(はり)治療

ヨーク大学で、700人以上のうつ病患者対象に ①鍼治療+投薬、②鍼治療+投薬+カウンセリング、③投薬のみの3グループに分けて治癒効果を実験しました。①と②において不眠解消効果も見られ、半年以内にうつ病改善傾向が強く見られました。

 

・不眠で薬を服用していましたが、友達から鍼治療で眠れるようになったときき、週1で3回鍼(はり)に通っただけで眠れるようになりました。効果が知りたくて、針を受けた日からしばらく薬を飲まないでみて、眠れないと飲むということを試した結果です。今は睡眠薬は飲まずに過ごしているかわりに、ストレスを感じるたびに鍼へ行って予防することで、眠れています。(女性20代前半)

 

▼カフェインを絶つ

・不眠症で睡眠薬をもらっていましたが妊娠もしたかったので、悩んでいたところ、ローフードマイスターの友人に勧められ、カフェインを一切取らない生活に切り替えました。ウーロン茶、紅茶、緑茶、ココア、カフェインレスコーヒーもとることをやめました。そういった味の飴も全部とっていません。するとなぜか、眠れるようになりました。水と麦茶の生活で、カフェイン系飲めないのはつらいんですけど、眠れないよりはましです。(20代後半女性、他多数効果があったとローフードマイスターの友人から筆者はききました。) 

 

▼酸素カプセル

野口英世が「すべての病気は酸素の欠乏症である」と言ったり、ヨガでは呼吸法で万病を治せるという考え方があったり、酸素を補うことで、全身の疲労回復や、脳物質への効果がみられることは確かです。

 

・酸素カプセルに入って睡眠をとっていると同僚から聞いて、試しました。酸素カプセル内は思ったより暑くて自分は眠れなかったのですが、夜いつも寝つきが悪かったのに、夜ご飯を食べた後自然に眠気が来て、深く眠れる体験をしました。(30代男性)

 

▼妊娠

薬がないと眠れなかったのですが、妊娠して薬なしで眠りたいと強く思うことで、不思議と眠れるようになりました。今は子育てで疲れて、勝手に寝れる感じです。(32歳女性)

 

▼まとめ

不眠症が続いたためうつ病がはじまったり、うつ病になったため不眠症に陥ったなど、不眠症とうつ病は相互関係にあります。長引く不眠症であっても、今までやったことのない対策をとったり、環境をかえることで、あっという間に解決することもたまに見られます。とりかかれる余裕があれば、様々試してみましょう。

 

ただし、心理的ストレスが原因の不眠であれば、ストレス解消と併用した上でなければ、どのような対策を行っても不眠を治すことは難しいでしょう。

 

昼間に運動を全くしない方が眠れないと言う場合は、まずは運動不足対策がおすすめです。ラジオ体操3回で、大人の一日運動必要量は解消されますよ。

(イラスト: by http://pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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