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代表的な野球肘って?上腕離断性骨軟骨炎とリトルリーガー肘とは

 

子どもの体が大きくなってくる頃というのは本格的にスポーツを始める時期でもあります。高校生まで行ってしまえばすでに体はほぼ大人のものと変わりませんが、小学校高学年から中学生ではまだ体は成長途中です。

そのため、スポーツによって成長途中の体に障害が引き起こされることもあります。

 

投球動作で野球肘

この成長期に投球動作を繰り返すことで起こる肘関節の障害を野球肘と言います。

投球という動作は、肘の外側には骨同士がぶつかり合うような力が働き、内側に置いては肘の靭帯がひっぱられるような力がはたらきます。この力が繰り返し加わることによってそれが肘にとっての負荷となり、障害が起こるのです。

 

代表的な野球肘

以下に野球肘の中の代表的な二つの例をご紹介します。

 

・上腕離断性骨軟骨炎

肘関節の外側には、将来その部分が骨になる軟骨が含まれています。その部分に亀裂が入って軟骨がはがれた状態が上腕離断性骨軟骨炎です。

これは早い段階ではX線検査で分かりにくいですが、MRI検査でより正確に確認されます。

痛み始めたばかりの頃であれば2ヶ月程、肘への負担をなくすことで治ることもありますが、無理をして肘に負担をかけ続けると軟骨が完全にはがれ、関節の中に入り込んで大きくなってしまうことがあります。こうなると手術によって取り除くことが必要です。

ただし、はがれた軟骨の部分が大きい場合は、取り除いた軟骨を元に戻したり、別の場所から軟骨を移植する必要が出てきます。

 

・リトルリーガー肘

肘の内側の骨が靭帯に引っ張られることで、軟骨がはがれた状態になるのがリトルリーガー肘です。軟骨ではなく骨がはがれることもあります。

これも肘に負担をかけないようにすることで1ヶ月程で治ります。上記の疾病とは違い後遺症が残ることは少ないです。

 

治療後は少しずつ肘をならしていったり、投球フォームを見直したり、入念にストレッチするなどの対策が必要です。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/10-381858.php?category=283])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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