育児
「ママじゃなくちゃ嫌」の子どもにパパが立ち向かうには?
共働きの形や、パパだけ働いているなど各家庭によって形は様々ですが、基本的に長く育児をするのはママです。
専業主婦ならなおさらですが、一緒にいる時間が長いママと子どもの関係と、パパの子どもとの関係はまた違うものになるのは当然です。
パパが苦手な育児
年齢が上がってくると、子どもは「ママじゃなきゃやだ」「ママの方がいい」という気持ちを持つようになってきます。
最初は誰の腕の中でも寝ていたのが、眠たくなるとママが抱っこしてくれるまで寝ないなんてこともあります。
そうするとパパの立場としては難しい場所に立たされることになりますよね。
赤ちゃんがママの柔らかい感触を好いているのだとしたらパパは断然不利ということにもなります。
こうした特徴は特に泣き出した子どもを泣き止ませる場面や、寝かしつけると言った場面でパパとママの区別がはっきりと出て、パパは苦手意識を持ってしまうようです。
なぜパパは育児が苦手になりがちなのか
では上記の泣き止ませるという場面や寝かしつけるという場面はなぜパパは苦手なのでしょうか。
・子どもの「ママじゃない」にへこむ…
特に泣き出してしまうと安心感を求めて「ママがいい!」気持ちが強くなります。そのためパパは何だかへこんでしまうのですね。
寝かしつけるときも同様で、ママじゃないから寝ないという子が多く、パパはそれだけで落ち込んでしまうようです。
しかし、このときの赤ちゃんが悪意でパパとママを区別しているわけではないことは分かってあげましょう。
・忍耐力が続かない
特に仕事をしていると、子育てだけに時間を費やしているママとは違って「何時までには寝なければ」「これにあまり時間をとられたくない」という気持ちが捨てきれません。
そのため「なかなか泣き止んでくれない・寝てくれない」の気持ちが強くなってしまい、最終的には寝ないことにイライラしたり、予想していたよりも泣き止みや寝つきが悪くてママに助けを求めてしまいます。
ですが、ママだから忍耐力があるわけではなく、最終的に仕事が回ってくるママはその責任を放り出すわけにはいかないのです。
パパは自分がダメだったらママに任せられますが、ママは例え出来なくても疲れていても自分でやるしかありません。その部分を分かってあげるとパパも責任の重さを実感できるのではないでしょうか。
工夫の仕方によって泣き止ませや寝かしつけは効果が違いますから、色々と試してみましょう。
(Photo by: 足成)
著者: カラダノート編集部