カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. アレルギー >
  3. 全般 >
  4. 種類 >
  5. アレルギー性鼻炎の症状は鼻だけじゃない!アレルギーの種類やその症状とは?

アレルギー

アレルギー性鼻炎の症状は鼻だけじゃない!アレルギーの種類やその症状とは?

アレルギー性鼻炎の主症状は鼻水、くしゃみ、鼻づまりです。しかし「鼻」炎といっても、その症状は鼻だけにとどまらない場合もあります。鼻の症状以外には、どんなものがあるでしょうか。ほかの症状が分かれば、風邪とアレルギー性鼻炎の区別をしやすくなります。

 

目に症状があるのは、風邪とアレルギー性鼻炎の大きな違いです。アレルギー性鼻炎のアレルゲンは、同時にアレルギー性結膜炎を引き起こすことがあります。目のかゆみ、充血、涙目、異物感(目がゴロゴロする感じ)、目の周りのかぶれ、目やにが代表的な症状です。

 

皮膚

皮膚の症状も、アレルギーと関連しているでしょう。かゆみや腫れがあれば、アレルギーによる皮膚炎の可能性があります。アレルギーによって敏感肌になり、今まで問題なく使っていた化粧品で皮膚トラブルを起こすかもしれません。

 

鼻孔と耳孔は咽頭と呼ばれる部分でつながっています。耳管内にも粘膜があるため、アレルギー症状を呈することがあります。耳の奥のかゆみや違和感が主な症状です。

 

風邪と間違いやすい症状

頭痛、頭の鈍重感、集中力低下、発熱などアレルギー性鼻炎では風邪に似た症状が起こります。乾いた咳や喘息のような激しい咳が出る、味覚が無い、のどが痛むのも風邪とアレルギー性鼻炎に共通する症状です。悪寒や全身の倦怠感をともなうケースもあるでしょう。下痢や胃痛も起こり、胃腸風邪とも紛らわしいでしょう。

これらの風邪に似た症状だけで判断するのは難しいので、皮膚や目などに症状があるか否かをチェックしましょう。家族にアレルギー体質の人がいるなら、アレルギー性鼻炎の可能性が高いでしょう。

 

 

ここに挙げた症状は一例にすぎません。アレルギー性鼻炎の詳細な検査と判定は、病院で受けましょう。

 

アレルギー患者はどれくらい増えているの?

何らかのアレルギーを持っている子供が増えている、という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

最近ではニュースや雑誌などで、アレルギー症状、アレルゲンについて取り扱うことが増えてきました。

厚生労働省の調査で、昔よりもアレルギー患者が増えているということも明らかになりました。

 

●アレルギー性鼻炎について

厚生労働省が発表したアレルギー疾患対策の現状や課題をまとめた資料によれば、アレルギー性鼻炎の有病率を1998年、2008年で比較した場合、2008年の方が圧倒的に高いということがわかりました。

これは全国の耳鼻科医とその家族を対象として調査されたものです。

1998年にはスギ花粉症の有病率は16.2%でしたが、2008年には26.5%となっています。

通年性アレルギー性鼻炎の有病率も1998年に18.7%だったのに対し、2008年には23.4%となっています。

 

●成人喘息

アレルギー性疾患の一つである喘息も、患者数が増えてきています。

1999年に臨床喘息の有病率が1.59%だったのに対し2008年には2.78%と、10年で2倍近く増えていることがわかります。

 

●子供のアレルギー

厚生労働省では子供のアレルギーについても調査を行いました。

対象となるのは0歳~14歳までの子供です。

14歳までの子供のうち、何らかのアレルギー疾患を持っている子供は4割に上ることがわかりました。

都市部には特にその傾向が強く、4歳以下に絞ると有病率が50%以上となります。

 

アレルギーの素「吸入性・刺咬性・食餌性・薬剤性のアレルゲン」

アレルギー症状の原因となっているアレルゲンは、大きく一般的アレルゲンと職業性アレルゲンに分かれています。

そして一般的アレルゲンは、更に細かく4つに分かれています。

 

●吸入性アレルゲン

一般的アレルゲンの中でも、多くのアレルギー患者を生み出しているアレルゲンです。

吸入性アレルゲンにはハウスダスト、花粉などが含まれます。

特に日本人にとって馴染み深い吸入性アレルゲンと言えば、スギ花粉です。

最近では、秋の花粉症という言葉もあります。

花粉症にかかる可能性は春だけではないので、花粉症を持っている人は通年での予防対策等が必要といえるでしょう。

 

●刺咬性アレルゲン

『刺咬』という言葉にはあまりなじみはないかもしれませんが、漢字の意味そのままで『刺す、咬む』ということです。

刺咬性アレルゲンの場合、刺されたり咬まれたりすることでアレルギー症状が出ます。

例えばスズメバチに刺された場合、死亡者も出るほど深刻です。

スズメバチに刺されて亡くなった方のほとんどは、アレルギー性ショックによるものと言われています。

 

●食餌性アレルゲン

食物アレルギーは、食餌性アレルゲンに反応した結果だと言えます。

口の中に含む、つまり食べることによってアレルギーが発生するものです。

そばアレルギー、大豆アレルギーなどはすべて食餌性アレルギーです。

 

●薬剤性アレルゲン

薬剤性アレルゲンは、一般的アレルゲンにも職業性アレルゲンにも跨っているアレルゲンです。

病気の治療などのために使った薬剤によって、アレルギー症状を起こしてしまうというものです。

 

アレルギー性紫斑病とは

アレルギー性紫斑病とはアレルギー反応によって紫色のあざのような斑点が出来てしまう病気です。

 

●アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病にはヘノッホ・シェーンライン紫斑病や血管性紫斑病など様々な名前があります。

どれも同じ病気で、アレルギーから起こる病気でもあります。

アレルギー反応が起きて、皮膚の血管に炎症が起きるというのがアレルギー性紫斑病の特徴です。

原因となっているのは食物アレルギー、そして薬物アレルギーなどが中心です。

 

●アレルギー性紫斑病が起こりやすい年代

アレルギー性紫斑病が起こりやすいのは10歳までの小児と言われています。

一般的には5-15歳までの子供に起こりやすい病気と言われていますが、特に3-10歳までの罹患率が高いです。

成人になってからアレルギー性紫斑病にかかるというケースはそれほど多くはありません。

足や手などにアレルギー性紫斑病の青黒い斑点が出ることによって学校でいじめに遭うのではないか、心の傷を負うのではないかと心配する親御さんも多いです。

重度になると学校に通うのは難しいですが、軽度であれば歩いて普通に学校に通えます。

症状によって周囲からからかわれた時などの心のケアも検討しながら学校に通わせるように注意が必要です。

 

●アレルギー性紫斑病の治療

アレルギー性紫斑病の治療は対症療法が主です。

基本としてアレルギー性紫斑病は自然に治癒することが多いので、出来てしまった斑点に対して掻いて傷を作らないように指示したり、炎症を抑えるステロイド薬での治療が行われます。

ただし、アレルギー性紫斑病の患者さんの中には腎炎を併発する患者さんもいます。

紫斑病性腎炎を発症しているのであれば腎臓の専門医のもとで治療を受けなければなりません。

 

東洋医学で見るアレルギーとは

東洋医学は、原因の究明においても治療においても個人を重視する傾向にあります。

そして東洋医学の中心となる漢方治療では、体質を重視して治療します。

 

●アレルギーの原因は体質にある?

東洋医学ではアレルギーの原因は体質にあると考えています。

例えば、陰性体質というものもそのひとつです。

体が冷えやすく不調を抱えやすい体質のことで、この体質の方の中にはアレルギーになる方もいます。

 

●体質改善のために個人の体質を知る

東洋医学でアレルギーの治療を受けるのであれば、まずは個人の体質を知らなければなりません。

本格的に体質を知りたければ、東洋医学の専門医のところに行くことをお勧めします。

問診などから体質を見極め、体質に合った漢方薬を処方してもらえるからです。

そこまではしなくてもよいと思う方は、一般的にアレルギー改善に効くと言われている漢方を試してみるところから始めましょう。

 

●生活改善は東洋医学的にも重要

西洋医学的な治療からアレルギーを改善するときも、東洋医学的な治療からアレルギーを改善するときも、睡眠や食事などの生活習慣の改善は重要です。

東洋医学的な見方から言えば、生活を改善することで体質改善の手助けになるということからです。

西洋医学と東洋医学のどちらの治療法を中心にしてアレルギー改善を行うにしても、生活習慣の改善で症状の緩和が見込めるということは覚えておきましょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/05/22-362193.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

カラダノートひろば

種類の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る