カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 不安・恐怖 >
  4. 心気症 >
  5. 心気症治療に使われる漢方薬には何がある?

メンタル

心気症治療に使われる漢方薬には何がある?

 

東洋医学では「体と心はたがいに作用し合い、表裏一体のもの」と考えます。精神的なトラブルを「気の流れが滞っている」ととらえ、気の流れを整える漢方薬を用いて治療します。心気症治療に使われる漢方薬をまとめました。

 

加味帰脾湯(カミキヒトウ)

虚弱体質で繊細な人向けの漢方薬です。貧血や胃弱の改善にも用いられます。過度の緊張、苛立ち、不安を鎮める効果もあります。

配合されている甘草を多量摂取すると、血圧の上昇やむくみが起こる恐れがあります。ほかの薬との飲み合わせに気を付けましょう。胃のムカつき、下痢、発疹やかゆみが生じた場合も服用をやめて医師に相談してください。

 

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

疲労感や倦怠感が強く、冷え症で神経質の人向けの漢方薬です。喉の症状を和らげる効果があり、咳や吐き気がひどい時にも処方されます。抑うつ症状、不眠、動悸、めまい、イライラからくる胃痛改善が期待できます。

 

柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)

血行を良くし、炎症を和らげます。興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせるためにも使われます。胃痛、消化不良、下痢、吐き気など消化器症状がある時は服用を避けてください。

 

香蘇散(コウソサン)

初期の風邪にも用いられる一般的な漢方薬で、熱や腫れを取り除きます。頭痛、じんましん治療でも処方されます。繊細な性格で、体力が無い人に向いているでしょう。

 

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

体温が高く、基礎体力があり、高血圧の人に向いている漢方薬です。ほてり、のぼせ、頭痛、鼻血、耳鳴りといった症状に使われます。虚弱な人は使用に向きません。まれに間質性肺炎、肝障害、腸間膜静脈硬化症などの副作用が生じることがあります。服薬後に咳、息苦しさ、倦怠感、吐き気、食欲不振、下痢、慢性的な腹痛といった症状が表れたら、すぐ医師に相談しましょう。

 

心気症の治療は難しく、西洋医学的なアプローチでは症状が改善しないケースもあります。選択肢の1つとして漢方薬治療も考慮に入れてはいかがでしょうか。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/04/16-360886.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

心気症に関する記事

心気症の薬物治療~主な治療薬

  心気症の治療にはさまざまなアプローチがあり、薬物療法もその1つです。主...

心気症の治療~「精神療法の種類」と「家族の対応方法」

  ほかの不安障害、神経症同様に心気症治療にも精神療法・心理療法が行われま...


心気症の具体的行動とは?症状の段階別まとめ

  自分は重病だと思い込んでしまう心気症。思い込むだけではなく、さまざまな行動...

心気症の原因~きっかけになりやすい出来事とは?

心気症は、何らかの出来事が引き金になって発症します。その「出来事」は分かりや...

カラダノートひろば

心気症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る