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メンタル

心気症の治療~「精神療法の種類」と「家族の対応方法」

 

ほかの不安障害、神経症同様に心気症治療にも精神療法・心理療法が行われます。家族など周囲の人の接し方も大切です。しかし心気症の人は思い込みが強く、治療や対応には困難を伴います。精神療法、家族の接し方について述べます。

 

精神療法の難しさ

心気症の人は重病にかかっていると信じ込んでいるため、精神科や心療内科で診察を受けること自体を拒むケースが大部分です。どうやって受診してもらうか、医師と信頼関係を築けるかが心気症治療のカギになります。

 

精神療法の種類

・森田療法

死や病気への不安が心気症の根本にあります。その不安を排除するのではなく、受け入れたうえでどう生きるか?という建設的な考えを持てるよう促します。入院による森田療法では、規則正しい生活が基本になります。初めの1週間ほどは安静に過ごし、その後2~3ヶ月は作業に取り組む生活療法を実施します。

森田療法を受けるには、心気症の人が納得して取り組む必要があります。

 

・精神分析的精神療法

心気症を引き起こしている無意識の葛藤を解きほぐして改善を試みる療法です。生育歴や現在の感情を本人が語り、治療者がそれに共感することで症状が和らいでいきます。

 

家族の対応

心気症の人は繰り返し不安やいら立ちを周囲の人にぶつけるため、家族との関係が悪化しているケースも多々あります。「病気のわけがない」「気のせい」といった家族の言葉は心気症の人をますます追い詰め、病気に固執します。少なくとも心気症のせいで心身に不調を生じていることは事実です。その点に共感を寄せることが大切です。心療内科などの受診を勧めるなら、内科や外科で診療を受けた際に医師から勧めてもらうのも一案です。

 

まずは頑なになっている心に寄り添い、治療の糸口を探しましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/11/08-372557.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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