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強迫性パーソナリティ(人格)障害の診断基準ついて

 

日本での精神障害に関する診断は、アメリカ精神医学会が発行している「DSM」と世界保健機構が発行している「ICD」を用いています。強迫性パーソナリティはその両方で扱われています。ここではその両方について、簡単にまとめてみました。

 

 

▼「DSM」による強迫性パーソナリティ障害の診断基準

 

以下のうち、4つ以上あてはまること。

 

・活動の意味がなくなったとしても、細目、ルール、一覧表、順序、プログラム、またはスケジュール表にとらわれる。

・課題の達成よりも、完全主義を優先する。(自分の主義に反するやり方では完成させることが出来ない)

・娯楽や友人関係を犠牲にしてまで仕事と生産性にのめり込む。

(たいてい、お金のためというわけではない)。

・道徳、倫理、又は価値観について、過度に誠実で良心的で、かつ融通が利かない(文化的又は宗教的にしつけられていることは別)

・感傷的な思い入れが無くても、使い古した、又は価値のないものを捨てることができない。

・他人が自分のやるやり方どおりに従わない限り、仕事を任せることができない、又は一緒に仕事をすることができない。

・自分のためにも他人のためにも、けちなお金の使い方をする。お金は将来の破局に備えて貯えておくべきものと思っている。

 

 

▼「ICD」による強迫性パーソナリティ障害の診断基準

 

以下によって特徴づけられるパーソナリティ障害

 

・過度の疑いと警戒の感情。

・細部、規則、目録、順序、あるいは予定へのこだわり。

・課題の終了を妨げる完全癖。

・過度の誠実さ、几帳面さ、および娯楽や対人関係を排除するほどの生産性への不適切な没入。

・社会的慣習に対して過度に杓子定規で融通がきかないこと。

・堅苦しさと強情さ。

・他人が自分のやり方に正確に従うよう強要すること、あるいは他人がすることをしぶしぶ承認すること。

・強迫性障害者を除く。 

 

 

以上のような項目がほぼ当てはまる方は、強迫性パーソナリティ障害の疑いがあります。パーソナリティ障害の方は、完璧を目指すあまり、人間関係や仕事に対する能力で悩んでいることが多く、その悩みから自分を追い詰め、うつ病や何かの依存症になられる方も多いです。

 

まずは自分が自分を理解し、周囲にも理解者を作り、生きやすい環境やコミュニケーション法を身に着けていくことが大切です。悩むときはカウンセリングへ相談しましょう。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88-%E6%AF%9B%E5%B8%83-100160/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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