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メンタル

登校拒否症にしないための親のパターン改善 その1

 

ダブルバインドという心理用語があります。同時に矛盾した二つのメッセージを受け取り続けることで、不安が強くなり、心で思った通り体が動けなくなっていく作用です。日本では「お前はダメだ」と言いながら、かいがいしく手取り足取り世話をするといったメッセージ矛盾が、子供の不安を強くし、自立の遅れを作っている要因とも言われています。

 

ダブルバインドを受け続け、不安の強い子供は傷つきやすく、ストレスを発散しにくいようです。ここには、そういった不登校になりやすい子供を作ってしまう親の典型的なパターンと改善案をまとめました。

 

 

▼不安の強い子供をつくる親の行動

 

・学校やどこかへ行くための支度をほとんど親がする。

(着替えの準備、ハンカチ・ティッシュをいれる。行動を見張り、食事や歯磨きまで全部指示する。)

 

・子どもが帰ってくるのを待ち構え、ランドセルの片付けや着替えまで、事細かに世話を焼く。

 

・宿題が何かわからないというと、親が誰かに連絡し、きいてきてやらせる。

 

・宿題忘れや忘れ物がないか、念入りにチェックして、子供にミスさせない。

 

・長期休みの宿題の管理を完璧に親がする。

 

以上のように、親が子どもへの管理行動をとり続けていると、子供は自己判断の経験を積み上げることもなく、ミスの経験も少ないです。すると、自分で何かを任されると経験不足のため、学校など一人の場面では緊張しやすい子になります。また、ミスすることに耐性がうすく、すぐに傷つきます。または自分はミスしない人間だと、プライドが高くなります。失敗する子の気持ちがわからず、思いやりに欠けるなどが見られます。

 

 

▼子供の自立を促す親の行動

 

・朝や放課後の過ごし方のルールを決めたら、極力自主性にまかせ、先回りはしない。

(一年生のうちは補助が必要ですし、二年生ではできたりできなかったりムラがありますが、4年生ぐらいには言われなくても、完全に自分だけで、できるようにします。)

 

・自分で洗濯物は片付けるようにし、取り出しやすい洋服の収納をしつける。

 

・洋服選びで自信をもてるように、組合せの仕方を教えておく。

 

・帰ってきたら最低限やること(コートをかける、ランドセルの片付けや連絡袋を机の上に出す、水筒を台所へ出すなど)を決めて、自主的にできるように習慣化する。

 

・宿題のルールを決め(何時までに済ませる、済ませないと晩御飯は食べれないなど)、自発的にやれるように促す。

 

・連絡帳は毎日欠かさず書いてくるように徹底し、連絡帳通りに前日の夜には次の日の準備を完了させることを促す。

 

・抜き打ちチェックは良いが、親が主体となって準備はしない。

 

・連絡帳を書いてこなかった日は子供自身が誰かに確認する。

 

・子供よりも先回りして、やるべきことを言わない。

(今やるべきことを考える癖がつかず、自発的にできない子になる)

×「宿題やる時間よ。」「何々準備した?」

〇「八時までにやることは何?」

 

・寝る前に、自分がだしたものを全て片付ける習慣をもたせる。

 

 

以上のことぐらい当たり前というおうちも多いかもしれませんが、過保護なケースでは、着替えまで親が手伝っていることもあるようです。これらは何気ないことのようで、子供達が人生を生きていく上で、自分に自信をもつ大きな基礎となり、不登校のきっかけを減らします。

 

 

「その2」に、上記以外、主にコミュニケーションについてまとめています。ご参考ください。 (その2 //karadanote.jp/15264 )

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%81-%E6%B5%B7-%E6%B5%B7%E3%81%AE%E7%9C%BA%E3%82%81-%E6%B0%B4-%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E3%81%AA-%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88-51957/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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