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メンタル

登校拒否症にしないための親のパターン改善 その2

 

学校や社会に出た時に、うまくやっていけるかどうかは「不満のある状態に耐える力」と「自分の感情を上手にあらわし、周囲の感情を受けとる力」の二つをしっかりもっているかが、大きいと言えます。このどちらかがかけていると、不登校へのきっかけを多く持つことになります。

 

ここには、その二つの力を育ちにくくする親の典型的なパターンと改善案をまとめました。

(その1 //karadanote.jp/15262 )

 

◎提案を押し付けない

 

親「上着来て行ったら?」

子「いらない」

× 親「今日は寒いから来て行きなさい!風邪ひいても面倒みないからね。」 子供はしぶしぶ上着を着る。

〇 親「ああそう。」(外へ出てしばらく歩いてから、寒くてとりにもどる。もしくは翌日から着るようになる。または冬じゅうやせ我慢することで、体が強くなる)

 

 

◎逐一命令しない

 

「あれやって、それできたらこれやって、次はこれでしょ。」

ずっと命令を繰り返していると、子供は考えない癖がつきます。まずは毎日のルール作りをしっかりして、何時までに食べる。お風呂に入る、寝るなど。促すときは「もうすぐ八時だけど、八時までにやることは何?」と声をかけたり、食事なら決めた時間にだし、決めた時間に片付けてしまうのもよいでしょう。

 

 

◎親ばかり話さない

 

「今日の体育〇〇だったんでしょ。あれはやった?これは?お母さんが子どものときは・・・」

自分ばかりしゃべる親がたまにいます。子供が何か話したがっているのに、遮って話すことがないか気をつけましょう。親にとって興味のないことを子供は話したがるものですが、学校が楽しいと再確認したり、嫌だったことを話して心地よく吐きだせることで、子供のストレスを大きく減らすことができます。

 

 

◎子供からの声掛けにきっちり応答する

 

子「お母さん、今日〇〇ちゃんがお休みだったの。」

×親「今日はちゃんと学校でマスクしてた?風邪流行ってるからね。」

〇親「あら、〇〇ちゃん休み? 風邪かな?」子「風邪だって」親「あなたもマスクしとかなくちゃね」

 

親が子どもの言葉にちゃんと返さないでいると、子供も友達の声掛けにちゃんと返さず、周囲に「話を聞いてくれない子」と思われてしまいます。頭では聴いているから・・・ではなく、声に出してしっかり答えるようにしましょう。

 

 

◎一度に複数のことは言わない

 

×親「7時よ。起きて、着替えて、〇〇ちゃんが来るんでしょ? お母さん今日出かけるから、朝のうちに□□もしておかないといけないし」

〇親「7時よ。」

 

子供は複数のことを言われた瞬間、脳のスイッチを「全部きかないスイッチ」に切り替えてしまいます。メッセージはできるだけ、単体で、一つの行動が終わってからにするか、少し大きい子ならチェックリストに書いて渡しましょう。

 

 

◎子供の確認を減らす

 

「お母さんトイレ行っていい?」

家の中にいるのに、トイレにさえ勝手にいけない性格の子はいます。そういった子は他の場面でも非常に不安が強いものです。「これ今してもいい?」と不要な確認をしてきたら「今は何する時間かな?自分で考えてしてね。」と自主性を促しましょう。そんな些細な自信の積み重ねが大事です。

 

 

◎子供の奴隷にならない

 

「あれとって。」「〇〇がない!お母さん探して!」など、理不尽な奴隷扱いに答えないようにしましょう。兄弟への奴隷扱いがひどい場合も「自分のことは自分でやろうね」と声かけは大切です。

 

 

◎簡単に謝らない

 

「お母さんがちゃんと言ってくれないから、これできなかった」などと子供の言い訳に、簡単に謝るお母さんがいらっしゃいます。子供はこの時、本気でそう思ってるわけではなくたいてい、自分のせいだと言われたくないだけです。にも関わらず、簡単に謝られると、自分がうまくできなかったときは人のせいにすればいいのだという、自分で責任をとったり謝らない、悪い癖がついてしまいます。そういった子供は、思春期の反発が強いケースが多いです。イライラを周囲のせい、特に母親のせいにして解決しようとするからです。

 

悪くもないのに簡単に謝るという行為は、相手が投げたボールをちゃんと受け取っていないのと同じです。投げた相手は謝られても、すっきりしませんし、意味もなくいらだちます。子供をイライラした子にしないためにも、簡単に謝らず「お母さんは関係ないでしょ。」と適切な反応をしましょう。

 

 

◎子供の想像を否定しない

 

子供は突飛な意見や妄想めいた意見を言うこともしばしば。現実的な意見を教えなきゃ、この子変な子になってしまうわ?!という、老婆心は捨てましょう。「面白いね。」「そうできるといいね。」夢のある返事をすることで、子供の脳みそは活性化していきます。子供の誇大妄想のようなものが、試練を乗り越えるための重要なアイデア力になるからです。

 

 

◎不平や欠点を繰り返し言わない

 

口癖のように「お前は頭が悪いから」「お前は不細工だから」という親がいます。子供の時から現実を知っておかないと困るからというのですが、そう言われ続けたお子さんに不登校や社会へ出た時の足踏みが多いと筆者は感じています。自分に自信がないので少しのことで不安になるようです。わざわざ普段から刷り込まなくても、世間にでれば苦しいことは誰しも起こります。逆に「お前はここがいい!」と声かけしておく方が、欠点を乗り越える素地になります。

 

 

以上を参考に、不登校を防ぐ、または不登校中のお子さんがいる方はぜひ、改善をしてみてください。親が変われば、本当に子供も変わってきます。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB-%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84-%E9%9B%AA-%E5%86%AC-%E5%86%B7-70115/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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