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メンタル

不登校(登校拒否症)の文部科学省による対策について

 

登校拒否症の研究は、対象者が多いにも関わらず、専門の科や医師があるわけではなく、個人的に研究している人、多く扱って経験豊富な医師やカウンセラー、子供の不登校がきっかけで専門家になった方がいるというように研究分野としては足並みがそろっておらず発展途上です。同じケースに対しても、医師や指導者の経験によって、対応の仕方も実はばらばらです。

 

そんな中、平成15年からは文部科学省が積極的に、不登校に関する情報集めや対策に取り組んでいます。

 

 

▼文部科学省の不登校に関する取組み

 

文部科学省の調べでは、不登校は中学一年からはじまることが最も多く、小中学校通して不登校の原因の一位は不安・情緒的混乱、二位は無気力、いじめが原因は1%代と低いものでした。このような調査から以下のような対策がとられています。

 

文部科学省の不登校への五つの基本的な新方針

1.将来の社会的自立に向けた支援

2.連携ネットワークによる支援

3.学校教育の意義・役割

4.働きかけることや関わりを持つことの重要性

5.保護者の役割と家庭への支援

 

上記に基づき、事細かに各学校で対策がとられ、「登校を促すか促さないか」という短絡的視点ではなく、不登校児童生徒の状態や不登校となった要因・背景等を把握した上で、学校だけでなく、家庭や地域と一体になり、個々の状況に応じて対応するという姿勢をとるように決まっています。不登校児への働きかけについては再登校を目的としなくとも、「なんらかの働きかけを続けることは本人とって有用である」とされています。

 

 

▼再登校につながった取り組みの統計(国立教育政策研究所しらべ)

 

「指導の結果登校する又はできるようになった児童生徒」に特に効果のあった学校の措置

件数が多かった順に上から並べています。

 

◎学校内編

・スクールカウンセラーが専門指導した。

・保健室等特別の場所への登校指導をした。

・不登校の研修・研究会をし全教師の共通理解を図った。

・教師との関係改善をした。

・友人関係改善指導した。

・全教師が当該児童生徒に触れ合いを多くした。

・本人が意欲を持てるような場を用意した。

・養護教諭が専門指導した。

・教育相談担当の教師が専門指導した。

・授業をわかるように改善した。

 

◎家庭への働きかけ編

・家庭訪問を行い、相談に乗る。

・登校を促すための電話や迎え。

・保護者への協力を求め、家庭関係・生活改善を図る。

 

◎他機関連携編

・教育相談センターとの連携

・病院等医療機関との連携

 

 

以上のような対策案などを参考にしながら、基本的には学校と家庭がしっかり連携し、これからの対策を考えていくことがよいでしょう。

 

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著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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