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生活習慣病

ステージ別COPDのそれぞれの薬物治療法 ステージIからIVまで

COPDに対する薬物治療の目的は、最大の問題の一つである気流の制限を軽減させるとともに、運動能力を高めること、そして症状の軽減にあります。

COPDにはそれぞれ症状の状態に応じてステージが分かれており、薬物療法はそれぞれに対して異なります。

 

ステージI(軽症)の場合の薬物治療

ステージIはまだ症状は軽症です。この場合、短時間で作用する抗コリン薬や吸入式のβ2刺激薬を使うのが通常です。もし、吸入薬を用いても十分な効果が得られない患者の場合は、低用量の投与でも抗炎症作用が期待されるテオフィリン薬(キサンチン系薬)が第2選択薬として用いられます。

これらの薬はCOPD治療における基本的な薬剤であり、重症度が増したとしてもこれらの薬の処方は常に考慮されます。

 

ステージII(中等症)の場合の薬物治療

ステージIIの場合は、短時間ではなく長時間作用型の吸入式のβ2刺激薬・抗コリン薬を用い、それでも効果が現れない場合には、テオフィリン薬の併用も検討されます。

 

ステージIII(重症)の場合の薬物治療

重症化してくると、薬物治療において急性憎悪の対応が求められます。憎悪を繰り返す場合には、ステージIおよびIIで用いていた短時間作用型と長時間作用型の抗コリン薬・β2刺激薬を用いるだけでなく、吸入ステロイド薬も考慮されます。

 

ステージIV(最重症)の場合

ステージIVでは、慢性呼吸不全となっています。このステージまで来ると、各種の気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が用いられますが、これら薬物治療だけではなく、酸素療法や外科的治療も考慮されます。

急性憎悪の頻度が高まってくると、生存率が著しく低下するので、厳重な管理が必要です。

 

COPDは以上のように、ほとんどのステージで薬物治療は有効な治療法として確立していますが、ステージIVになるとそれ以外の治療方法が模索されるのです。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/05/01-378253.php?category=169)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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