不眠・睡眠障害
空腹で眠れない時は…いっそ食べちゃおう!安眠に効果アリ!な食べ物
眠る前にものを食べると消化器が働くことによって眠れなくなります。ですが、お腹が空きすぎても眠れなくなることがあります。
●空腹と眠りの関係
空腹になると血糖値が下がります。血糖値が下がると神経細胞が活発化して、睡眠モードへ体が移行するのを防ぎます。生物にとって空腹は生命にかかわる問題です。
人間の場合、明日の食事が保証されているとは言えども、やはり体は野生動物のときとあまり変わりありません。空腹は危険、と判断し、餌を探せるように体を覚醒状態にします。このことから空腹になると眠れないのです。
●空腹で眠れない時は
空腹で眠れない時には、我慢をせずに食べることが重要です。もちろん食べ過ぎてしまうと、今度は消化のために眠れなくなりますので、適量を意識します。お腹がいっぱいにならない程度、というのを意識してみてください。
なお、食べるものは消化によいものやお腹に優しいものがよいとされています。
・ホットミルク
特におすすめはホットミルクです。ホットミルクにはトリプトファンが含まれており、トリプトファンは安心を促すセロトニンを増やす働きがあります。固形物が食べたいときにはクルミがおすすめです。
・クルミ
クルミに含まれるリノール酸は、脳神経を正しく働かせるDHAを作り出す力があります。クルミに軽く味付けしたおやつなども売っていますので、夜の空腹を紛らわすために食べてみるのもよいかもしれません。
(Photo by:http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部