カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. COPD >
  4. 基礎知識 >
  5. COPDは遺伝するの? COPDの遺伝的因子について

生活習慣病

COPDは遺伝するの? COPDの遺伝的因子について

慢性閉塞性肺疾患であるCOPDは、男性に多い肺の病気ですが、具体的にはどのような原因があるのでしょうか。

 

COPDの原因

COPDはたばこ病というニックネームがあるように、原因の90%以上に喫煙があるとされています。

たばこの消費量とCOPDの死亡者数を比べたところ、日本では1930年代から1970年代までの間たばこの消費量の増加が続いた一方、COPD死亡者数は30年間遅れて増加しているという関係が明らかになりました。

どうしてたばこによりCOPDが発生するかというと、たばこの煙に含まれるオキシダントをはじめとするバイオマス等の燃焼性物質が危険因子であるとされています。

 

COPDの遺伝的因子

COPDは約1割は非喫煙者にも発症します。もちろん、患者本人に喫煙習慣がなくとも、いわゆる他人の喫煙から発生した副流煙を吸い込んでしまう、受動喫煙の場合がありますので、このことは除いても、引き続き喫煙以外の原因でもCOPDになる場合があります。

 

現在注目されているのが、遺伝的α1-アンチトリプシン欠損症によるCOPDの発症です。

この病気は肺の主要な抗タンパク分解酵素であるα1-アンチトリプシンが先天的に欠損している病気で、この結果としてCOPDを含む肺疾患を生ずる場合があるのです。α1-アンチトリプシンはプロテアーゼを介した肺組織の破壊から肺を守るという機能をもっています。

そのため、このα1-アンチトリプシンが先天的に欠損していることで、COPDや若年性の肺気腫といった肺疾患にかかりやすくなってしまうのです。

 

COPDは肺の病気であり、その原因としては喫煙によるというのが一般的ですが、上記のように遺伝的な理由によってCOPDを発症する場合もあるので、喫煙習慣や受動喫煙がなくとも、COPDの症状が出たばあいは、病院で診察を受けたほうが良いでしょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/02/23-345592.php?category=247)

著者: delencyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

基礎知識に関する記事

COPD(肺気腫・慢性気管支炎)と疑うべき症状とは?診断してみよう

   COPD(肺気腫・慢性気管支炎)といわれても、一体どのような症状があるの...

油断は禁物!COPD(慢性閉塞性肺疾患)の主な症状

  慢性呼吸器疾患の代表的なひとつである「COPD(慢性閉塞性肺疾患」。 死よ...


咳や痰、軽い息切れ…慢性閉塞性肺疾患(COPD)かも!加齢による症状じゃなかった!?

慢性閉塞性肺疾患という病気をご存じでしょうか? これまで「慢性気管支炎」や「肺...

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の主な原因

    「COPD(慢性閉塞性肺疾患」という病気をご存知ですか? 死よ...

カラダノートひろば

基礎知識の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る