育児
こんな痙攣もてんかんかもしれない?てんかんの症状と薬物治療
子供の代表的な病気の一つであるてんかんは、具体的にはどのような症状が発生し、てんかんの診断にはどのような治療法が用いられるのでしょうか。
てんかんの症状
てんかんが発症した場合には、突然倒れて意識がなくなったり、泡を吹くといった症状が起こります。
神経は電気信号を伝えることでネットワーク化されているのですが、この電気信号が何らかの原因で伝わらなくなった際に突如電気信号が現れると神経細胞が興奮し痙攣が起こるとされています。
てんかんの症状には以下のようなものがあります。
・一瞬意識がなくなることを伴う痙攣
・筋肉がピクピク動く痙攣
・不規則な筋肉の動きがみられる痙攣
・ある時点の記憶がなくなってしまう
・行動異常がみられる
・体の一部または全身の筋肉が固くなることを伴う痙攣
てんかんの治療法
では、このような症状が発生するてんかんにはどのような治療法があるのでしょうか。てんかん治療の目的は、痙攣や意識がなくなるといったてんかんの発作を抑制する点にあります。
てんかんに対する治療法として薬物治療がありますが、これは脳波や症状におうじて処方される抗てんかん薬はことなってきます。
また、有効な投薬量もしっかりと守らなければなりません。特に有効血中濃度と呼ばれる、血液中の薬の効く濃度が重要なので、用法用量についてはお医者さんや薬剤師さんの指示をしっかりと守りましょう。また、てんかんでも点頭てんかんのように治りづらいものについては、ステロイドホルモンなどの治療も行われます。
子供が痙攣などの発作を起こした場合はてんかんの疑いがあります。そのため、できるだけ病院に行き、診察してもらうようにしましょう。
そして、てんかんの症状などにあった薬を処方してもらうことが必要です。
(Photo by:http://www.ashinari.com/2013/05/04-378277.php?category=205)
著者: カラダノート編集部