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気になる病気・症状

半音下がって音が聞こえる?咳止め薬『フラベリック錠』の副作用

 

フラベリック錠に、新たに記載された副作用『聴覚異常』

全日本民医連薬剤委員会によって報告された情報によると、せき止め薬として用いられる『フラベリック錠』の副作用として『聴覚異常』が報告されています。

 

添付文書には、近年その副作用についての記載が追加されたとのことですが、罹患した方によると、一過性のものなので風邪症状によるものかと思っていたという場合も多いようです。服用を中止すれば、その後の後遺症などもないと言われていますが、他の病気との区別するという意味でも知っておくことは重要と言えます。

 

以下では、その詳細について見ていきたいと思います。

 

フラベリック錠とは?

フラベリック錠は、咳中枢、肺、気管支などに作用して感冒、気管支炎、肺炎、喉頭炎などによって起こるせきを抑えるというものです。

 

有効成分の『ベンプロペリンリン酸塩』が脳の延髄にあるせき中枢興奮性を低下させ、一部は肺伸張受容器からのインパルスの低下及び気管支筋弛緩により鎮咳作用を示します。

 

副作用の症状について

インターネット上でも『聴覚異常』の副作用に関して多くの方の情報が寄せられていますが、今回全日本民医連薬剤委員会によって寄せられた症例は4件であり、以下のような症状であるとされています。

 

◆聴覚異常

『半音下がって聞こえる』など、音程の低下を伴う症状。多くの場合、『絶対音感(音を聞くだけで何音かが正確に分かる)』を持つとする方からの訴えが多い。

 

日常生活の中でも電話の音や呼び鈴の音など、すべてが半音下がって聞こえるという状態になるため、比較的はっきり分かるようです。

 

服用中止後は、すぐに改善する傾向がありますが、長い人は2週間程度かかるとの報告もあります。

 

◆悪心、吐き気などの体調不良

聴覚異常が継続するため、気分が悪くなるという例もある。

 

◆咽頭蓋炎症

薬剤師の方のホームページに、『咽頭蓋』が炎症を起こしているケースもあるという記述がありましたが、定かではないようです。

(※咽頭蓋:声が出てくる膜。ここが炎症を起こすと声がかれる。)

 

最後に、服用された方の話によると、薬剤師の方の中でもまだ上記の聴覚異常に関する副作用が浸透していないようで、薬局で尋ねても原因がはっきりしなかったとのことでした。

 

『音階が半音下がる』例とは少し異なりますが、突発性の難聴(片耳が聞こえない、聴力が低下する)は、ストレスやウイルス感染によるものが原因のものが主であり、万が一の際の原因究明のためにも薬剤性聴覚症状の知識は押さえておきたいものです。


 (photoby://pixabay.com/

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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