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放っておくと怖い早期診断・対処が大切な病気です「腎梗塞」!外科的治療と内科療法とは

 

 

「腎梗塞」という病気をご存知でしょうか?腎臓に閉塞が起きることで、腎臓全体に悪影響が出る病気です。発症する方は少ないといえるため、認知度が低い病気かもしれませんが、放っておくと恐ろしい病気といわれています。

 

「腎梗塞」とは?

「腎梗塞」とは、腎臓の血管に血栓・塞栓が詰まり血流を止めてしまうことで、腎臓が壊死を起こしてしまうことを指します。重症化した場合は腎不全に進行することもあるといわれています。

 

重症化させないためには

「腎梗塞」のほとんどは自覚症状があるとされています。例えば、尿量が極端に減少したり、血尿が出るといった尿に関わることから、悪寒・嘔吐・発熱・横腹の痛みなどの症状が代表的といわれています。

「腎梗塞」を重症化させないためには、早期発見、早期治療着手が必須といわれています。そのため、上記のような自覚症状が出た場合はなるべく早く医師の診察を受けるべきといえるでしょう。

 

どういった治療を受ける?

医師の診察を受け、「腎梗塞」と診断された場合は入院治療が必要となります。基本安静が義務付けられ、血栓溶解剤や抗凝固薬などが投薬されます。もし、発生から数時間といった段階で発見された場合であれば、カテーテルによる局所血栓溶解や、血管形成術、血栓吸引などで血栓を取り除くことが可能となることもありますので、入院期間は著しく短くなるといえるでしょう。

一方、既に腎不全などに進行していた場合は、血液透析が必要となる場合もあります。その場合は、人工透析をずっと続けなければならない、といったことが発生する可能性も否めないようです。

 

些細なきっかけで発症する可能性がある病気です。自覚症状はありますが、我慢出来てしまう時もあるかもしれません。

しかし、大病につながる可能性がある病気のため、速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

早期診断・対処が大切な病気「腎梗塞」

腎臓は身体の健康にとって非常に大きな役割を果たす臓器ですが、その生態や役割などは、尿を作る器官といったこと以外、あまり知られていないかもしれません。

 

しかし、腎臓の機能が低下すると、それ以上に大きな病気を発症する可能性があるといわれるほか、他の病気の影響を受けて腎臓の病気を発症することもあるようです。

 

「腎梗塞」発症が要注意な人

「腎梗塞」は血栓や塞栓が腎臓内の血管に発生し、血流が閉塞してしまうことで腎臓への血液の流れが不足して組織壊死などが起こることを指します。

 

この原因となる、血栓や塞栓が発生する原因は様々ですが、心臓病などで血栓や塞栓が発生しやすい体内環境の方のほか、生活習慣病とされるドロドロ血液の方や、長時間の座り・立ち仕事などの方も要注意といえるようです。

 

身体の何処かで発生した血栓・塞栓は、血液に乗って身体中どこにでも流れ着くことができます。腎臓には細い血管が密集しているため、何かの原因で発生した血栓・塞栓が詰まってしまうことは少なくはないといえます。

 

自覚症状はあるの?

「腎梗塞」の自覚症状は、その閉塞の度合いによるといわれています。腎臓の中でも、腎動脈などの太い動脈で閉塞が起きた場合、強い自覚症状が出ることもあるようですが、小さく細い血管が閉塞した場合は無症状なこともあるといわれています。

 

具体的な自覚症状には、突然の腹痛・悪寒・嘔吐・発熱などがあるといわれます。同時に、尿量の減少が見られたり血尿が出ることもあるようです。こういった症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けることをお勧めします。

 

早期発見が最善の治療策

「腎梗塞」の治療は、発症から診断までの期間が短ければ短いほど効果が出やすいとされています。自覚症状が出ても医師の診察を受けず、見過ごしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、早期受診が重症化を防ぐといわれますので、面倒がらず早急な受診をおこないましょう。

 

腎臓の病気は、重症化してしまうと身体全体の大病につながる可能性をはらんでいます。たかが腎臓と思わず、定期的な診察を受けましょう。

 

腎臓の血管が詰まる「腎梗塞」の外科的治療と内科療法

腎梗塞は、腎臓の血管が詰まって血流が止まっています。そのため、腎臓で水分や代謝産物を排出できなくなり、腎不全を引き起こしやすい状態になります。

 

 

腎梗塞が起きたら

腎梗塞では、外科的治療、内科療法(薬物投与)、経過観察と補助療法がとられます。必要に応じて、血圧のコントロールや治療も行います。

 

外科的治療

発病後1〜2時間で診断でき、塞栓が腎動脈の本幹にある場合には、塞栓を除去する手術を行います。血栓が小さい場合には、そのまま放置しても腎障害が進むことはあまりありません。また、高齢者では外科手術に耐えられる体力がないことも多く、全身状態をみて治療方法を判断します。

 

内科療法

ある程度状態が落ち着いている場合には、腎臓の障害の部位や程度を見極めて治療を開始します。塞栓が片側の場合には、抗血液凝固薬などが効果を発揮します。同時に、心臓の病気の場合には、その治療を先行させた方がいいので、腎梗塞の症状が現れた場合には、そちらでかかっている医師に連絡して指示を仰ぐことが大切です。

 

急性の腎梗塞を起こした場合、抗血液凝固薬などで対処しても、腎臓以外の病気を併発して死亡するケースが1/4と言われています。片方の腎臓の梗塞の場合、血圧があがってしまうような場合には、腎臓の摘出も選択されることがあります。いずれにしろ、原因となる心臓病や動脈硬化などのの治療を並行することが必要であり、命に関わることもあるため、おかしいと気づいたら急いで医師に相談しましょう。

 

ワーファリンを処方された時に…知っておきたい正しい飲み方

心臓や血管に疾患を持っていると、腎梗塞を起こすリスクが高くなります。心臓などの病気では、血液が固まりやすくなることがあり、「ワーファリン」という薬を処方されることがあります。血栓をつくらせないためにも、ワーファリンは有効ですが、使い方に注意が必要です。

 

一緒に飲まないようにするもの

ワーファリンは、副作用や他の薬、食べ物との相互作用などがある薬として知られています。ワーファリンを服用するときに注意が必要なものは、つぎのようなものが挙げられます。

【作用を強める】

・抗生物質

・風邪薬

・アスピリンなどの鎮痛薬

 

【作用を弱める】

・ビタミンKの入った薬

・ビタミンKを多く含む食品(納豆、クロレラ、青汁)

ただし、緑黄色野菜や海藻などに含まれる量であれば影響はありません。ナットウキナーゼは血液がさらさらになる効果があるとされていますが、ワーファリンが処方されたら同時に食べない、量を控えるなど、注意しましょう。

 

【効果に影響がある】

・アルコール

・喫煙(血液の流れが悪くなる・相互作用は不明)

・健康食品

 

「ワーファリンを飲んでいます」と伝える

薬の飲み合わせが影響するため、他の病気で通院した場合にも、ワーファリンを飲んでいることを伝え、薬を処方してもらいましょう。ワーファリンは、患者の状態をみて処方が決められますので、自分で勝手に量を変えたり、飲むのをやめたりすることは避けてください。

 

(Photo by : [http://www.photo-ac.com/main/detail/28328?title=])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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