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死亡する可能性もある「膀胱外傷」~適切な処置を受けましょう

 

臓器損傷や外傷の中でも、比較的稀といわれる「膀胱外傷」ですが、適切な処置と治療を受けなかった場合、死亡する可能性もある損傷といわれています。速やかな受診が必要といえそうです。

 

「膀胱外傷」発生の可能性

「膀胱外傷」は普通の生活をしている中で発生する損傷ではありません。主には交通事故や労働災害、スポーツによる怪我、手術などによって引き起こされます。そもそも膀胱は、恥骨の後ろ側にあるため、外部からの力を受けにくい状態にあるといえます。しかし、膀胱に尿が充満している時に外部から強い力を加えられた場合、膀胱の破裂が生じることがあります。例えば、泥酔時に下腹部を蹴られたり、転倒時に硬い所にぶつけたりといったことで簡単に破裂が発生します。こういった外傷の場合は、お腹の中に尿の流出が見られるため、破裂原因が特定しやすいといえます。

また、骨盤の骨折を伴うなどの症状が出る場合は、破裂以外の膀胱損傷が見られることもあるようです。

その他の可能性としては、稀といわれますが泌尿器科でおこなわれる内視鏡操作の誤りや、骨盤内の悪性腫瘍手術の時などに、誤って膀胱に外傷を負わせてしまうことがあるようです。

 

どうやって分かる?

「膀胱外傷」を負っている場合、痛みなどの自覚症状がなくてもお腹の中に尿が流れ込んでしまうため、強い尿意があっても排尿ができないといった状態が発生し、すぐに分かるといわれています。また排尿ができないうちに下腹部が膨れ、こぶのようになることもあり、そういった状態からも判別できるようです。

 

自覚症状がない程の規模の「膀胱外傷」であれば、治療に時間がかかっても治すことができるようですが、事故や労働災害などで大きな傷を負った時は、ショック状態から死亡に至る可能性もあるといわれています。その場合は緊急手術など、迅速で的確な処置が必要となる怪我といわれます。

 

全体の死亡率は20%程度と決して高くはないですが、可能性があることを忘れないようにしましょう。

 

 

(Photo by : [//www.photo-ac.com/main/detail/35358?title=])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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