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「肛門周囲膿瘍」の原因と治療方法とは?

 

おしりの病気は、人にも医師にも相談しにくい種類のものといえるかもしれません。すぐに命に関わるようなこともないし、自分が少し我慢していれば治るのではないか?と思いがちかもしれません。しかし「肛門周囲膿瘍」のように、自然に治らない病気もあるようです。

 

「肛門周囲膿瘍」の原因

「肛門周囲膿瘍」は直腸、肛門部分に膿がたまる病気です。それでは何故膿がたまるのでしょうか。

直腸と肛門の境には深さ1センチほどの小さなくぼみが、肛門を囲むように平均で8個ほどあります。「肛門周囲膿瘍」は、このくぼみに下痢便などが入り込み、肛門腺内で大腸菌による感染が起こることがきっかけとなります。この肛門腺の感染が原因となって発生した膿は、直腸や肛門周辺に広がっていき「肛門周囲膿瘍」を引き起こすのです。

たまった膿は、自然に破れるか切開されるかして外に流れ出し、一旦治ったようになりますが、肛門腺内の感染が治っていない限り再発の可能性があります。そのため、膿がたまる、流れ出る、を何度も繰り返してしまい、別の病気に進行する可能性があります。

 

「肛門周囲膿瘍」を長引かせないためには

「肛門周囲膿瘍」の治療は、なるべく早い段階で外科手術をおこない膿を取り除きます。その上で抗生剤などによって感染症の治療をおこないます。この対処が早ければ早いほど、治りも早く悪化も防ぐことができます。

「肛門周囲膿瘍」が悪化すると痔瘻といった症状を発症することがあります。これは、直腸や肛門に膿の出る管ができてしまう病気です。この病気になってしまった場合は、手術以外での治療は現段階ではできないといわれています。そういった状態にならないためにも、早期対処が必要不可欠といわれる病気なのです。

痔瘻(じろう)を発症してしまった場合は、肛門部分の組織を大きく取り除かないといけない場合もあり、後遺症が残ることもあります。ここまで進行してしまうと、一生付き合い続けなければいけない障害となってしまう場合もありますので、十分な注意が必要といえるでしょう。

 

肛門周囲膿瘍」の段階はまだ完治が可能な病気といえます。なるべく早く医師の診断と対処を受けることをお勧めします。

 

(Photo by : [//www.photo-ac.com/main/detail/1454?title=])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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