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肝血管腫はどんな検診で見つかるの?超音波・CT・MRI…画像診断で見つかる肝血管腫

腫瘍というと、生きていく上で体の異変が生じてできてくるものというイメージがあります。しかし中には原因がよくわからず、生まれつき腫瘍が体の中にあるというケースもあります。

 

今回は肝臓にできる肝血管腫瘍というものについてです。

 

偶然見つかる肝血管腫

肝血管腫とは肝臓にできる良性の腫瘍です。そもそも肝臓に生じる多くの疾患は初期症状が少なく、ある程度進行しないと自覚症状が出てこないとされています。

 

肝血管腫は特に、これ自体がほぼ体に害をなさないこともあり自覚症状が出にくいようです。そのため、検診などで偶然腫瘍が見つかるパターンが、肝血管腫発見のきっかけの多くを占めます。

 

どんな検診で見つかるの?画像診断で見つかる肝血管腫

超音波検査

肝血管腫の多くは検診の中の超音波検査で見つかります。この検査では肝血管腫の部分が高エコー域(白く見える部分)として画像に出ますが、腫瘍自体が大きくなったものでは腫瘍の辺縁に高エコー域が認められ、一方で腫瘍の中心部分は低エコー域(黒く見える部分)が均一でない状態で認められます。

 

超音波検査で典型的な画像が認められればほぼ肝血管腫だと診断でき、その後3ヶ月後、6ヶ月後の定期検査で腫瘍の変化を確認していき、問題がないかどうか判断します。

 

しかし腫瘍が大きい場合や悪性腫瘍との区別が難しいような場合、あるいは患者さんの心配が大きい場合には以下の検査に進みます。

 

CT検査

造影剤を用いないCT検査では、肝血管腫は低吸収域(黒く見える部分)として確認されます。また造影剤を用いるCT検査では肝血管腫の辺縁から造影され、次第に肝血管腫の中心に向かって造影剤が充満して、ゆっくりと造影剤が白く写しだされていく画像が確認されます。

 

MRI検査

T1という条件の下では、肝血管腫は均一な低信号(黒く見える部分)として確認され、T2という条件の下では著しい高信号(白く見える部分)として確認されます。

 

※T1、T2とはT1強調画像、T2強調画像とも言うことがあり、これらは被写体の何を強調しているかで変わります。

 

おおざっぱに言えばT1では水分以外を強調する画像で、T2は水分を強調して撮った画像です。強調しているものが異なる為、見え方(白か黒か)が変わります。

  

ただしCT検査は放射線被ばくの問題や、造影剤の副作用の問題もありますので第一選択にはしないようです。こうした画像検査を行っても、肝血管腫は良性の腫瘍ですので、手術などは基本的には行いません。

 

しかし、悪性の可能性が残る場合や、あまりにも大きい場合には手術によって切除することも検討されます。

 

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●人間ドックで発見!肝血管にできた良性の腫瘍、肝血管腫とは?

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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