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メンタル

分裂感情障害と呼ばれていた「統合失調感情障害」の診断について

統合失調との違いがわかりにくい『統合失調感情障害』の診断についてまとめました。(『統合失調感情障害』は以前『分裂感情障害』と呼ばれることもありました。)日本で精神病の診断に使われている「DSM」と「ICD」を参考に、わかりやすく書き出しました。

 

診断基準

1.妄想・幻覚、まとまりのない会話、まとまりのない行動、緘黙(異常にだまりこむ)のうちいくつかがあてはまる。

2.1.が別の身体的病気によるものではない。

3.1.が薬やアルコール、薬物の作用によるものではない。

4.統合失調症の活動期(幻覚・妄想・思考障害)の症状と同時に、大うつ病または躁病状態があり、これが二週間以上続いている。

 

※大うつ病:死別などの大きな悲しい出来事もないのに、二週間以上うつ状態が続いている。

※躁病:高揚していて、考えが次々に浮かび、常に行動していないといられない。性欲や食欲がさかんな状態。

 

他病気との違い

『大うつ病や躁病、気分障害との違い』

気分がはっきりしていることがなく、幻想や妄想、幻覚が二週間以上持続する。

 

『非定型精神病との違い』

かつて診断名がはっきりしていない頃、「複数の病名の症状が混ざった精神病」という意味で「統合失調感情障害」が「非定型精神病」と診断されることがありました。現在は『統合失調感情障害』という名前が確立してきたため使われなくなりました。

 

統合失調感情障害は脳の疾患です。薬で症状を抑えたり、自分のパターンを把握しながら、治ったような状態で暮らすことは可能ですが、人生に大きな変化が加わると、急激に悪化することがみられます。主治医をもち、協力してもらいながら、慎重に症状をコントロールしていくことが必要な病気と言えます。

 

(Photo by://pixabay.com/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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