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妊娠・出産

米国の研究で判明!チョコレートで妊娠中毒症を予防できるって本当?

妊娠中にビターチョコレートを食べることが、妊娠高血圧または妊娠高血圧腎症といった深刻な合併症(妊娠中毒症)を防ぐのに役立つかもしれないということを知っていますか?

 

ビターチョコレートの作用とは

ここでいうビターチョコレートとは、ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのこと。では、なぜビターチョコレートが妊娠高血圧または妊娠高血圧腎症といった深刻な合併症の予防に効果的だといわれているのでしょうか。

 

ビターチョコレートはテオブロミンという物質を豊富に含みます。テオブロミンはカカオ豆に含まれる物質で、利尿作用、強心作用、血管の拡張作用などがあり胸痛、高血圧、動脈硬化症の治療に使用されます。 

 

米国の研究結果

米国の大学の研究チームにより、ビターチョコレートと妊娠中毒症との関係について調査結果が報告されているそうです。

 

2291人の女性を対象とし、出産後のへその緒から採取した臍帯血中に存在するテオブロミンの濃度を調査したそうです。すると、最も濃度の高かった女性は最も濃度の低かった女性に比べて妊娠中毒症のリスクが69%も低かったといいます。

 

さらに、妊娠後期の3ヵ月間に週5回以上チョコレートを食べた女性は、週1回未満の女性よりも妊娠中毒症のリスクが40%低くなりました。 

 

なぜ効果があるの?

チョコレートにはテオブロミンのほかにも、血圧を下げるマグネシウムや、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化物質(ポリフェノール)のフラボノイドなど健康に良いとされる成分が含まれており、母体の血流改善の効果などが期待されます。

 

ただし、製品によってテオブロミンの含有量が異なるので、常にこの調査と同じ成果が得られるとは限りません。

 

チョコレートを食べて妊娠中毒症が予防できるなんて嬉しい話ですが、糖分や脂質の多いチョコレート製品の食べすぎにはご注意を!

 

(Photo by:足成 )

著者: 桜井さん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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