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メンタル

精神疾患の原因が腸内環境の検査でわかる?自閉症と腸内環境

 

腸内環境の悪化で起こる症状といえば、便秘やアレルギー、肌荒れが知られています。最近の研究では、精神疾患にも腸内環境が影響していることが分かってきました。精神疾患、特に自閉症と腸内環境の関連をまとめました。

 

クロストリジア

アメリカの研究所が自閉症児の尿検査を実施した結果、腸内の悪玉菌・クロストリジアが産生するHPHPAという物質が自閉症ではない子どもに比べて多く検出されました。抗生物質を投与してクロストリジア(クロストリジウム)の増殖を抑制したところ、自閉症の症状が改善したそうです。クロストリジアは神経伝達物質のドーパミンやアドレナリンと似た物質を産生することがあり、脳に悪影響を与えると考えられます。

 

食物アレルギー

悪玉菌の中でも酵母菌が過剰に繁殖すると、さまざまな害があります。酵母菌が腸壁に付着すると、酵母菌が分泌した酵素で腸壁に傷ができます。食物アレルギーの原因になる異物(タンパク質)はそこから容易に侵入し、脳に達すると興奮状態を引き起こすといわれます。これが、自閉症をはじめとする精神疾患の一因ではないかといわれています。

腸内環境が悪化して消化機能が低下すると、タンパク質をアミノ酸まで分解することができないので「異物」の全体量が増え、侵入のリスクも高くなります。

 

その他の精神疾患

強迫性障害、多動性障害の治療でも腸内環境の改善が奏功した事例があります。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抗生物質によって減らすと、数ヶ月で精神疾患の症状が軽減したそうです。不安障害の治療には腸内環境の改善が有効だといわれます。

 

精神疾患の原因は複数あるため、腸内環境の改善だけで治癒するとは限りません。しかし、症状が大幅に緩和されるケースもあります。HPHPA量は「OAT有機酸検査」という尿検査をすれば分かります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349550.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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