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部位別にみるスポーツ障害の原因~脳、肩、肘、手…上半身編

スポーツ障害は「使いすぎ症候群」「オーバーユース」とも呼ばれ、スポーツによって特定の部位に繰り返し負担がかかることで発症します。上半身に多く起こるスポーツ障害の原因を部位ごとに挙げます。

 

・パンチドランカー

頭に繰り返し衝撃を受けると起こる症状です。脳が激しく揺り動かされた衝撃(脳震盪)で大脳表面や大脳辺縁系などの神経が損傷することが原因です。体の震え、しびれ、認知障害が主な症状です。ボクサーに最も多く、20%のボクサーに症状が表れます。空手、キックボクシング、ラグビーもパンチドランカーのリスクが高いスポーツです。

 

・野球肩・水泳肩・テニス肩・バレーボール肩・バドミントン肩・投擲肩

上記のスポーツ障害は、野球のピッチャーが腕を大きく振りかぶって投球するような動きが原因で起こる、三角筋炎や腱板炎です。呼び名は違いますが、肩やその周辺の動かし方は共通しています。

 

・脱臼

1回のアクシデントで起こった脱臼はスポーツ障害ではなく、「スポーツ外傷」ですが、スポーツによっては繰り返し脱臼を起こす場合があります。体をぶつけ合うスポーツに多く、ラグビー、アメリカンフットボール、柔道が主です。ゴルフや野球など関節を大きく動かすスポーツも、脱臼の危険があります。脱臼がクセになり、簡単に外れる状態になった関節を「ルーズジョイント」と呼びます。

 

・野球肘・テニス肘・ゴルフ肘・水泳肘・卓球肘・バドミントン肘

肘関節の使い過ぎ、捕球や投球、打撃の衝撃が原因で生じるのが、肘の離断性骨軟骨炎です。特に野球とテニスに目立つ症状です。

 

・ばね指

指の関節が腫れて痛み、まっすぐに伸ばそうとしても指が跳ね上がってしまう「ばね指」は、手指の酷使が原因です。特にゴルフ、テニス、野球などクラブやラケット、バットを握りしめるスポーツで頻発します。ボールを打つ際に加わる強い衝撃も、ばね指を招きます。

 

部位ごとに、さまざまなスポーツ障害があります。どの原因も、そのスポーツ特有の動きを繰り返す点だといえるでしょう。

 

(Photoby:足成)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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