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気になる病気・症状

脳のスポーツ障害は要注意!危険な脳震盪の症状とは?

対処が遅れると重大な結果を招くのが、脳のスポーツ障害です。脳も膝や肩のようにダメージが蓄積してスポーツ障害につながるケースがあります。

脳のスポーツ障害に多い脳震盪(のうしんとう)と、その症状をまとめました。

 

脳震盪とは

「震盪」は「激しく揺り動かす」の意味で、頭に衝撃を受けて脳が激しく揺さぶられたために起こる症状が脳震盪です。脳震盪では大脳表面、大脳辺縁系、脳幹部をつなぐ神経が損傷を受けます。

主な症状は意識喪失(失神状態)、記憶喪失、頭痛、めまいふらつきです。意識や記憶を喪失する時間、頭痛の継続期間は損傷の度合いや程度によって異なります。

1回では大事に至らない脳震盪でも繰り返すことでダメージが積み重なり、スポーツ障害を引き起こします。

 

セカンド・インパクト・シンドローム

脳震盪の後、十分に回復しないうちにスポーツを続け、再び頭部に衝撃を受けた場合に「セカンド・インパクト・シンドローム」を発症する危険があります。重い障害が脳に残り、最悪の場合は死亡することも。

 

リスクが高いのは、中程度(失神や記憶障害などの症状があった)以上の脳震盪です。脳震盪を起こしたら、最低でも1週間以上の安静を保ちましょう。頭痛が残っているうちにスポーツを再開するのは厳禁です。

 

パンチドランカー

度重なる脳への衝撃で、慢性的な障害が出現するのがパンチドランカーです。脳震盪よりも症状が重く、認知障害やパーキンソン病のような体の震え、ふらつきによる歩行障害、言語障害、人格の変化をともなうでしょう。

これらの症状は進行し、日常生活を送るのが難しくなる人もいます。ボクシングでは、競技を始めてから15年ほどで発症することが多く、ボクサー全体の20%にパンチドランカーの症状があるといわれます。

 

脳震盪を起こしやすいスポーツは、ボクシングを筆頭に空手、柔道など武道や格闘技です。体同士が激しくぶつかり合うラグビー、落馬の危険がある乗馬も脳震盪に要注意です。

 

(Photoby:足成)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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