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気になる病気・症状

危険は身近にあります!トキソカラ症の感染例

トキソカラ症は珍しい病気ではなく、身近なペットや食肉から感染する可能性がある病気です。感染リスクは日常の中にあり、重症化した人もいます。

 

トキソカラ症の感染例や、ペットの回虫保有率などをまとめました。

 

回虫卵の検出例

以前、埼玉県衛生研究所と動物指導センターが共同調査を行った結果、犬と猫が高い回虫卵保有率を呈していることが分かりました(2007年調査)。

 

犬906頭のうち113頭が犬回虫卵を持ち、保有率は12.5%でした。猫1079頭中、猫回虫卵の保有が認められたのは235頭、保有率21.8%でした。なお、幼犬の回虫卵保有率はほぼ100%。

 

土中などから回虫卵が検出されるケースも多く、この調査からはごく身近に回虫がいることが分かります。

 

子どもの感染例

子どもは路上や砂場、砂浜で遊んでいるときに動物の排泄物に接触し、回虫の卵が口から入ってしまうケースがあります。

 

内臓移行型トキソカラ症では、じんましんや発熱から感染に気付くことが多いようです。眼移行型トキソカラ症の発症も多く、重症化しやすいのも特徴です。親が、「ものがハッキリ見えないのではないか?」と不審に思って受診につながる場合が目立ちます。子どものころに飼育している犬が原因で眼移行型トキソカラ症に感染し、7年の間に視力が徐々に低下して最後は失明した例もあります。

 

食べ物からの感染例

回虫卵を持つ動物の肉や内臓を生で食べるのが、有力なトキソカラ症感染経路の1つです。

 

犬や猫などと同じ敷地内で飼育していた鶏のレバーを生食し、約2週間後から内臓移行型トキソカラ症を発症した事例が報告されています。主な症状は全身の倦怠感、体のしびれ、発熱、咳などでした。人間用の駆虫薬を投与しましたが、肝機能障害の副作用が出たため自己判断で服薬を中止してしまいました。その後、トキソカラ症の影響と思われる腎機能障害のため、死亡しました。

 

海外では、果物に付着していたコウモリのフンからトキソカラ症を発症した例もあります。

 

自分には関係ない病気だと思わず、ペットを飼育している人は特に注意してください。

(Photo by://www.ashinari.com/

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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