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気になる病気・症状

症状別にみるトキソカラ症の主な治療法

 

もしトキソカラ症に感染してしまったら、どのような治療法があるのでしょうか。具体的な症状と、治療法の選択肢を挙げます。

 

内臓移行型トキソカラ症

腸内で孵化した回虫が、さまざまな臓器に移動して障害を起こします。肺に移動すると肺炎や咳、肝臓では肝機能障害や倦怠感、脳ではてんかんのような発作の原因になります。治療法は、これらの症状への対処療法(肺炎治療や解熱など)とともに、駆虫剤の投与が第一の選択肢です。駆虫剤にはメベンダゾール、アルベンダゾール、パモ酸ピランテルなどが用いられます。回虫の動きを抑制する、増殖を抑える、体外に排出する効果が期待できます。薬によっては肝機能障害や貧血、吐き気、じんましん、発熱といった副作用が起こるため、服薬後の体調観察が欠かせません。胎児への影響が心配される妊婦には、駆虫剤を投与できません。

駆虫剤以外では、臓器に起こった炎症を抑えるためのステロイド剤を投与するケースもあります。症状の回復というよりも、進行を防ぐ目的で投与されるケースが多いようです。

 

眼移行型トキソカラ症

回虫(幼虫)が眼に移行して視野狭窄、視力低下、眼痛、飛蚊症などを引き起こす眼移行型トキソカラ症の治療は、困難な場合が多々あります。駆虫剤の効果が表れにくいため、眼から直接幼虫を摘出する方法が、有効でしょう。失明に至る危険がある場合は、手術をします。網膜剥離の手術、硝子体手術などが行われます。

眼の症状は数年かけて徐々に進行するケースもあり、異常に気付いた時には手遅れになりかねません。いかに早く検査を受け、治療を始めるかが大切です。

 

感染しても軽症で済み、治療をほとんど必要しない場合もあります。しかし、重症化すると命や失明の恐れもあり、有効な治療ができないかもしれません。予防と早期発見に努めましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/07/19-348510.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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