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気になる病気・症状

トキソカラ症を予防しよう~危険な肉の生食

 

動物が保有している回虫の卵が体内に入って発症するトキソカラ症は、ペットからの感染のほかに肉の生食も感染原因となります。ここでは、肉の生食とトキソカラ症について述べます。

 

日本人に多い生食感染

刺身など生食の文化がある日本では、回虫に感染した動物の肉を生食してトキソカラ症を発症するケースが少なくありません。ペットや土中の回虫卵から感染することが多い欧米にはない特徴です。

 

肉の生食でトキソカラ症になる理由

動物の体内に入った回虫は、体中のさまざまな組織に移動して卵を産み、さらに増殖します。その動物の肉を生食すれば、回虫の卵を生きたまま体内に取り込むことになります。回虫の卵は腸で孵り、幼虫となって人体の各組織へ移行して障害を起こします。これが、肉の生食でトキソカラ症に至る仕組みです。

 

危険な部位

肉の生食による感染例で多いのは、肝臓です。「レバ刺し」があるように、肝臓は生食の中でも人気の部位です。しかし回虫が肝臓に移行していることが多く、ごく少量を食べただけでも大量の回虫卵を摂取してしまいます。回虫が集まりやすい小腸も、危険部位です。もちろんほかの部位でも、生食すればトキソカラ症感染のリスクがあります。

 

注意したい動物

生食できる家畜類は、どれもトキソカラ症感染の恐れがあるでしょう。鶏の感染例が多く、ほかにも馬、牛などが報告されています。回虫を保有する犬や猫と同じ敷地内で飼育されている動物の生食はとりわけ危険です。

 

生焼けも危険

回虫は熱に弱いため加熱すると死滅しますが、中まで十分に火を通さないと生き残っているかもしれません。海外旅行中に鶏の丸焼きを食べ、半生だった内臓からトキソカラ症を発症した例も。しっかり火を通した肉を食べましょう。

 

動物の種類や部位によらず、生食は控えましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/11/25-383810.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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