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しっかり理解しよう!小児がんの知識ガイド【後編】

 

“しっかり理解しよう!小児がんの知識ガイド【前編】”

 

◆ガンの発見は“受診”から

ガンかもしれない・ガンの発症を確認した、それらのステップは、まず、病院に受診することから始まります。その受診が早ければ早いだけ治療の内容も、対処も速やかに、軽度に行われます。

 

それが早期発見といわれるものです。受診をすることで、受けられる診断とは以下のような内容です。

 

理学所見(診察・診断・・・医師との診断、視診、触診、聴診を行い診断していきます。

X線撮影(レントゲンやCTスキャン)・・・撮影した画像を元にガンを見つけます。子ども用にX量を調整をするので被爆の問題が軽減されています。

MRIと超音波診断・・・磁器を利用して撮影し、画像をもとにガンを見つけます。被爆の心配がありませんが難点は、撮影に時間がかかることと、鎮痛剤を使用するケースが多い事です。

骨髄検査・・・血液のガンの場合には一般的な診断方法です。

病理組織検査(生検)・・・ガン細胞に犯されているとされる個所を採取して検査します。この検査によって確定診断とされるほどの重要な検査です。

 

◆どんな治療法があるの?

小児ガンの治療法とは主に4種類あります。症状や、ガンのステージ(進行度)、ガンの種類によっても行う治療法が異なり、最適な治療法を医師との相談の元、行っていきます。では、その4種類の治療方法とは、どんな物なのでしょうか。

 

【化学療法(抗がん剤治療)】

約60種類もある抗がん剤の中から適切なものを選び投薬・点滴する治療です。ガン細胞を破壊させる力があります。副作用が強い特徴をもち、抗がん剤によっては効果が得られない場合もあります。

 

【外科療法(手術)】

手術で、悪性腫瘍を切除する治療法です。全てのガンにおいて、外科治療は適応できますし、血液のガンであっても骨髄移植などがあります。

 

【放射線治療】

電磁波のX線を利用する治療法です。体を傷つけることなく治療が出来、最近の医学ではガン細胞だけに働きかけるよう工夫がされています。

 

【支持治療】

これは直接的なガンに対する治療ではありません。考え方としては、ガン治療を受けるために、免疫や体力などの機能を支持し、生活面での細かいケアを行っていく治療だと考えられます。

 

精神面・肉対面を支えるために医師や家族、皆が一丸となってお子さんをサポートする治療の姿勢を意味します。

 

◆お子さんがガンになってしまったときの心構え

簡単に“心構え”という発言を使ってしまいますが、そんな容易に心構えが出来るなんて事はありえません。どんな親御さんにとっても、人生のどん底に突き落とされたような絶望感を味わい、「なぜうちの子が・・・」「私がちゃんとした体に産んであげられなかった・・・」などと、自分を責めてしまう親御さんは沢山います。

 

その現実を受け入れなければならないお子さん本人にとっても、とても辛い事です。お子さんがガンになってしまった場合、お子さんの精神面だけでなく親御さんの精神面もしっかりサポートしてもらえるように、精神科の医師に相談をすることが出来ます。

 

小児ガンというものは、お子さんだけではなく、むしろ周りのサポートする側の精神状態が大きく影響します。お子さんの心をケアするためには、まず親の心がしっかりしていること!治療が終えたとしてもお子さんにとっては、トラウマのような記憶(PTSD)に悩まされてしまうこともあります。

 

さらに、心のサポートが必要なのは、ガンを発症したお子さんだけでなく、その兄弟・姉妹もです。患者となったお子さんだけに捉われず、兄弟・姉妹であるお子さんにもケアをし、“あなたにしか出来ない重要な役割がある”という、存在の価値・家族の一員だという事をしっかり認識させてあげましょう。子どもの心は敏感で、繊細なものです。兄弟・姉妹のケアは絶対に怠ってはなりません

 

小児ガンには、家族だけでなく医師・地域・周りの存在がみんな一丸となって戦っていく問題です。

親御さんにとっては、様々な思いから、非常に辛いかもしれませんが、親御さんの心が一番しっかりしていないと、全ての環境崩れてしまいます。

頑張る親御さんをサポートするのも、また専門の医師(精神科医師)です。

些細なことでも構わないので、とにかく親御さんは“自分がサポートしてもらえる存在を得ること”が大切です。

 

(photo by: http://www.ashinari.com/2009/06/08-021917.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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